地獄の分れ道
劇場公開日:1957年7月31日
解説
西部の無法者ジェシー・ジェームズの友人をめぐる物語。ジョン・K・バトラーの原作をバトラーとバリイ・シップマンが脚色、TV映画出身のフランクリン・アンドレオンが監督した。撮影監督は「レイテ沖海空戦 永遠の海原」のジョン・ラッセル、音楽監督はジェラルド・ロバーツ。主演は「悪人への貢物」のスティーブン・マクナリー、新人のロバート・ヴォーン、「復讐に来た男」のペギー・キャッスル。
1956年製作/アメリカ
原題または英題:Hell's Crossroad
配給:リパブリック=NCC
劇場公開日:1957年7月31日
ストーリー
ヴィク・ロデール(スティーブン・マクナリー)とジェシー・ジェームズとは子供の時からの遊び友達で独立戦争にも戦友として生死をともにした。1874年、ヴィグはジェシー一味に加わり西部を荒らし回っていた。カンサス駅馬車会社から大金を奪った時ヴィクは護衛人に射たれたがジェシーは危険を顧みず彼を連れて逃げた。ジェシーの勧めでヴィクは一味の1人、ボッブ・フォードの牧場に身を潜めた。ボッブの妹ポーラ(ペギー・キャッスル)をヴィクは前から好きだった。が、ボッブの持っていた拳銃から、彼がジェシー一味と知られ駅馬車会社襲撃の犯人として逮捕された。町の人々は彼を死刑にかけようとしたが、その寸前、ジェシーの援助を得たヴィクが現れ救い出した。しかしこのためヴィクも全州に逮捕命令を出され身の隠し所に困るようになった。ポーラは州知事に兄とヴィクが自白すれば罪を軽減するよう嘆願するが、知事は一味の党目ジェシーに目をつけ、その生死に拘らず政府に引渡せば2人を無罪にすると考えた。ポーラから、これを聞いたヴィクは親友のジェシーを裏切ることはできないと拒絶するが、ボッブはジェシーをクリスマスの夜、背後から射殺した。ジェシーの兄弟たちは、ヴィクを裏切者と信じ彼を路上で殺そうとしたが駈けつけたボッブに阻まれる。ヴィクは特赦を得てポーラと結婚、幸福な生活を送った。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フランクリン・アドレオン
- 脚本
- ジョン・K・バトラー
- バリー・シップマン
- 原作
- ジョン・K・バトラー
- 製作
- Rudy Ralston
- 撮影
- ジョン・L・ラッセル
- 音楽
- ジェラルド・ロバーツ