信号塔

解説

ウォズウォース・キャムプ原作の小説を、ジェームズ・O・スピアリングが脚色し、「誰が罪ぞ」と同じくクラレンス・ブラウンが監督の任に当たった。主役は「女性の輝き」等出演ヴァージニア・ヴァリ、「最後の一塁」「人生の姿」等出演のロックリフ・フェローズ、「妖雲渦巻く」「白虎」等出演のウォーレス・ビアリーの3人である。ユ社が1924-25年度に発売する36本のジウエル作品中の第1回作品である。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:The Signal Tower

ストーリー

あるヘンピな山中の小村に鉄道の信号手を勤めているデイヴ・テイラーという律儀な男があった。彼は妻のサリーと、幼い息子との3人暮らしであったが、彼の家へジョー・スタンディッシュという、仲間の信号手が下宿をすることになったが、ジョーは酔っ払いで怠け者で、その上美しいサリーに対してよこしまな想いを抱いていた。彼の無礼な振る舞いに耐えかねて、サリーはある日夫にこの事を語った。ある嵐の晩の出来事である貨物列車が半ばから切断されれて、山の斜面を猛烈な速力で逆行し始めた。ジョーが酔っ払っているので、デイヴは同じ線路を進んでくる急行列車を衝突から救うために、任務についていらねばならなかった。デイヴはジョーが妻のもとへ行ったことを知りながらも、死力を尽くして義務を守り危機一髪の間に逆行した貨車を谷底へ脱線させ急行列車の災害を未然に防いだ。デイヴに迫られたサリーは、遂に彼を射殺した。やがて全ては幸福な終わりを告げることになった。

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