真紅の騎兵隊

劇場公開日:

解説

白人の圧迫に敢然と奮起したポンティアック族と守備隊との激斗を描く。脚本は「決闘の谷」のジャック・デ・ウィット、監督は「銃の後に立つ男」のフェリックス・E・フィースト、撮影は「凸凹フランケンシュタインの巻」のチャールズ・ヴァン・エンジャー、音楽はヒュー・マクドウェルというスタッフ。出演は「ターザンと巨象の襲撃」のレックス・バーカー、「拳銃王」のヘレン・ウェスコット、「赤い砦」のロン・チャニー。

1952年製作/アメリカ
原題または英題:Battles of Chief Pontiac
配給:太平洋映画
劇場公開日:1956年7月27日

ストーリー

英軍とインディアンとの間に絶え間ない争いが続いていた17世紀末。ポンティアック酋長(ロン・チャニー)は願わくば戦争を避けたいと思っていたが英軍の司令部ではウェーバー大佐(ベリー・クローガー)をデトロイト砦に派遣、インディアンに対抗させようとしていた。ポンティアックの友達であり、インディアンは野蛮だと決めているウェーバー大佐と常に意見の衝突をしていたマッキンタイヤー中尉(レックス・バーカー)はデトロイト砦へ伝令に出た。途中危険地帯を進む時、インディアンに守られた白人の捕虜の一団を発見、彼は自ら捕虜となり、ポンティアックの血縁の弟と称し同行した。捕虜の中には殺されたサンダースキー砦の司令官の娘ウィニフレッド(ヘレン・ウェスコット)がいた。ポンティアックはマッキンタイヤーが平和を望んでいるのを知って喜び、白人との休戦評議会を聞くことに同意した。然し、和平会議ではウェーバー大佐はインディアンの平和使節を侮辱、贈物として天然痘の病原菌を植えつけた衣類や毛布を届けた。インディアンはこの悪逆非道なやり方に激怒。マッキンタイヤーは事態の悪化を防ぐべく脱走、まずウィニフレッドを助け砦に戻ったが、討伐軍はすでに出陣、インディアンと戦いは始まっていた。マッキンタイヤーはウェーバー大佐に射たれる。ウェーバーはインディアンに捕まり自らが送った天然痘の衣類に包まれて杭に縛りつけられ当然の報いをうけた。ウィニフレッドは傷ついたマッキンタイヤーを看病。やがてポンティアック酋長は二人が新しい人生の出発のとき、祝福を送った。

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