縛り首の三人

劇場公開日:

解説

ストーリーをルチ・ワードとジャック・ナットフォードが共同で書き、脚本は2人のほかにウィリアム・バワーズが加わって執筆、テレビ出身のアラン・ラフキンが監督。撮影はジーン・ポリト、音楽は「シェラマドレの決斗」のフランク・スキナー。製作はハワード・クリスティ。出演者は、「西部の人」のジャック・ロード、「大将軍」のジェームズ・ファレンティノ、「ジェリコ」のドン・ギャロウェイ、他にメロディ・ジョンソン、リチャード・アンダーソン、ロバート・ユーロー、エド・ペックなど。

1967年製作/アメリカ
原題または英題:The Ride To Hangman's Tree
配給:ユニヴァーサル映画
劇場公開日:1967年9月8日

ストーリー

3人の無法者ガイ(ジャック・ロード)、マット(ジェームズ・ファレンティノ)、ネバダ(ドン・ギャロウェイ)は、縛り首になるところを危うく逃げ出すことができた。マットは、ガイやネバダと別れ、カリフォルニアに行くことにした。サクラメントに着いたマットは、旧友のジェフと逢った。ジェフは保安官になっていた。しかし、彼の泥棒根性は直らず、金塊輸送の駅馬車を教えるから、それをマットに奪えとそそのかした。情報提供者が保安官であるため、マットの駅馬車強盗はことごとく成功し、ことに黒い服、黒い馬にまたがったマットは黒衣の強盗として、賞金までつけられるようになった。ある日、駅馬車を襲ったマットはガイとネバダが乗っていたため、何もとらずに逃れた。サクラメントに無事着いた駅馬車に、ウェルズ・ファーゴ会社は、ガイとネバダを護衛係として雇った。この町で、マットは何くわぬ顔で、ガイとネバダに逢ったが、2人はマットの羽振りのよさに疑念を持った。そんな折、ヨーロッパ帰りの歌姫リリー(メロディ・ジョンソン)が町にやって来た。マットは一目で彼女にひかれるのを感じた。マットとリリーの逢う日がつづいた。一方、度重なる強盗事件に、銀行は資金不足で、閉鎖寸前のところに追いこまれた。それを救うため、ウェルズ・ファーゴ会社が3万ドルの現金を急送してくることになった。ジェフはこのことをマットに伝えた。この現金急送のことは、ガイとネバダもかぎつけていた。2人は、黒衣強盗をマットとにらみ、彼を試すために、3万ドル強盗の仲間にマットをひき入れた。マットは一応はそれに賛成した。そして、ウェルズ・ファーゴ会社に、明日、駅馬車を襲撃する、という手紙を出した。こうすれば、その馬車に金塊は乗せないだろうと思ったからだ。翌朝、マットはリリーと乗馬を楽しんでいた。召使に命じるマットのスペイン語にリリーは、マットが黒衣強盗であることを知った。だが、いまはマットを愛するリリーは、それを他人につげる気にはならなかった。この時、ジェフがやって来て、駅馬車には、本当に金塊がつんであるのだとマットに教えた。マットは駅馬車の中継地に向かって走った。そしてガイとネバダと落ち合い、手はずをととのえた。だが、馬車の背後に護送隊が隠れているのを知らなかった。3人は駅馬車を襲ったが、護送隊にけちらされた。3人はついに出口のない谷に追いこまれていった。

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