旋風迅雷
解説
昨年3月金春館封切のウォーレス・リード自動車劇「疾風の如くに」の後日譚りで、原作者も同じくバイロン・モーガン。役名も俳優も同じであるのも面白い。監督は今度は「悪戯小僧」で感心させられたサム・ウッドである。リード、リツル、ロバーツのほか今度は敵役としてタリー・マーシャルが出演している。
1920年製作/アメリカ
原題または英題:Excuse My Dust
ストーリー
羅府桑港間自動車競争記録を破ってダルコ会社々長ワードの婿養子となり、妻ロシーとの間に子供もできたトゥードゥルス・ワルデンはその後家庭の人となったが未だに競争癖がやまぬため始終心配をかけていた。その結果父は断然競争自動車製作を止め優秀な発働機製作にかかる。競争会社ファーゴットの社長マッチラーは奸悪にもダルコはスパイを入れその新造発働機の秘密を探ろうとしたが目的を果たさず、遂に悪辣な方法でワードを怒らし桑港羅府間競争の再挙に参加せしめファーゴット一の勇猛な運転手ダービーに命じてトゥードゥルの乗る自動車に故意に衝突させその騒ぎの際秘密を知ろうと計画したが、スパイの誤報からことごとく計画が外れ、1、2等の名誉はすべてダルコの手に占められたのである。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- サム・ウッド
- 脚本
- ウィル・M・リッチー
- 原作
- バイロン・モーガン
- 撮影
- アルフレッド・ギルクス
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