砂漠の星影

解説

「シーク」の原作者として知られているエディス・M・ハル夫人の小説に基づきフレデリック・ハットン氏とファニー・ハットン女史が脚色し「嵐の娘(1949)」「自由結婚」等と同じくジォージ・アーチェンボード氏が監督したもので、主役はユニヴァーサルのスターであつたフランク・メイオ氏、「愚か者の楽園」「湖畔の思い出」等出演のミルドレッド・ハリス嬢「メアリー・ゴー・ラウンド」「五番街のモデル」等出演のノーマン・ケリー氏、今エフ・ビー・オーのスターなるエヴェリン・・ブレント嬢等である。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:The Shadow of the East

ストーリー

イギリス名門のバリー・クレヴンはインドへ滞在中、かつて同じ大学で学んだアラビア大酋長の息子セッドと遇つた。バリーはインドの乙女ロレアーと同棲していたが・一日セッドと共にあるカフェーでジョン・ロックと云う美術家と彼の娘ジリアンとに逢い、セッドは美しいジリアンに恋心を起したが、ジリアンはバリーに恋してこれを受入れなかつた。ロレアーはバリーが自分を棄てると誤解して自殺したので、バリーは彼女の幻影に常に苦しめられるようになつた。後イギリスに帰つてバリーはジリアンと結婚したがロレアーの幻影に附き纏われ、セッドから誘われるまゝにアルゼリアへ行き、反抗を起した蕃族の討伐に赴いた。彼は自分の苦悩の原因を妻ジリアンに書残したので、ジリアンは自ら蕃地へ夫の跡を追つて来た。彼女が捕えられようとしたとき、バリーとセッドとは彼女を救い出した。かくしてバリーの恐怖の影も消え、改めて幸福な生涯に入った。

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