最初のテキサス人

劇場公開日:

解説

テキサスがメキシコの支配を脱し、アメリカ合衆国に加わった当時を舞台とした西部劇。史実に基づきダニエル・B・ウルマンが書き下ろしたストーリーと脚本から「海賊島」のバイロン・ハスキンが監督。撮影はウィルフリッド・M・クライン、作曲はロイ・ウェップ、主題歌作詞はマッケルバート・ムーブの担当。出演は「幌馬車隊」以来久しぶりのジョエル・マクリー、「去り行く男」のフェリア・ファー、「宇宙水爆戦」のジェフ・モローなど。

1956年製作/アメリカ
原題または英題:The First Texan
配給:アライド・アーチスツ=映配
劇場公開日:1956年11月27日

ストーリー

1932年、アメリカ合衆国中に勇名を轟かせたサム・ヒューストン(ジョエル・マクリー)は、メキシコの支配を脱しようと反乱を企てるテキサスに来たジェイムス・ボウイー(J・モロウ)を初めとする急進派はサン・アントニオに集結。ヒューストンをも参加させようと説くが、許婚のキャサリン(フェリア・ファー)に反乱不参加を誓っていた彼は承知しようとしない。だが時の大統領アンドリュウ・ジャクスンが、デイヴィ・クロケットを使者としてワシントンに招き、テキサス独立の暁は合衆国に編入すると確約した結果ヒューストンも遂に、全力をつくすと同意。この頃、テキサスは風雲急。メキシコの勇将サンタ・アナ将軍彼が支配権を握るテキサス全土に戒厳令を宣言する。一方、サン・アントニオを守るボウイーたちは、奪回に攻め寄せたメキシコ軍を撃退。勝ち誇ったテキサス人は、ブラゾスのワシントンで独立宣言の上、憲法を起草。ヒューストンは陸軍総司令官に任命される。そこへサンタ・アナの大部隊がアラモの砦を包囲中との知らせ。救援に向かったヒューストンは途中、砦の陥落と全員戦死の報告を受け、兵力を増強しつつも一時は退却。やがて有名なサン・ワシントンの戦で優勢なメキシコ軍大部隊の不意を衝き、徹底的に撃破サンタ・アナモ生捕りにし、独立を獲得する。誇りに充ちたキャサリンは単身、ヒューストンを訪れ彼が共和国初代大統領として“最初のテキサス人”になったと告げる。

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