極楽浪人天国
解説
「極楽槍騎兵」「玩具の国」と同じくスタン・ローレルとオリヴァー・ハーディー組が主演する映画で、マイケル・ウィリアム・ボルフ作の喜劇から「極楽槍騎兵」のジェームズ・W・ホーンと「玩具の国」のチャールズ・バディー・ロジャースが共同監督に当たり、「極楽槍騎兵」「玩具の国」のアート・ロイドがフランシス・コービーと共同撮影している。助演者は「征空重爆撃」のアントニオ・モレノ「黒猫」のジャクリン・ウォルズ、「極楽槍騎兵」のジェームズ・フィンレイソン、メイ・ブッシュ等である。
1936年製作/アメリカ
原題または英題:The Bohemian Girl
ストーリー
ローレルとハーディは旅稼ぎのジプシーの一員で、相当悪才にたけたスリであった。彼らがボヘミアのアルンハイム伯爵領に屯営していた時である。ハーディのおかみさんはお人好しの亭主を尻に敷いて、同じジプシー仲間のデヴィルスフォフと恋仲になっていたが、彼が伯爵邸に夜盗に行って兵隊に捕まり鞭打たれたのを怒り、復讐のため伯爵の一人娘アーリーンを誘惑した。その後彼女は子供をハーディに押しつけて男と駆け落ちをする。十二年の月日が経ってジプシーの一団は再びアルンハイム領に帰って来た。綺麗な娘となったアイリーンは伯爵邸に紛れ込んだところを兵士に捕まり投獄される。ローレルとハーディは彼女を助ける為大活躍をしたが、到々二人共捕えられ拷問にあう。しかしアイリーンは首にかけているメダルから伯爵の娘である事が判り、育ての親ハーディとローレルも幸福になることが出来た。
全文を読む( を含む場合あり)
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る