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劇場公開日:

解説

「ハワイアン・パラダイス」のアラン・ワイスとアンソニー・ローレンスが書きおろした脚本を「青春カーニバル」のジョン・リッチが監督した青春歌謡もの。撮影はウィリアム・マーギュリース。音楽はジョセフ・J・リリーが担当。出演は「カリフォルニア万才」のエルヴィス・プレスリー、ドディー・マーシャル、新星パット・プリースト、パット・ハリントンほか。製作はハル・B・ウォリス。

1966年製作/アメリカ
原題または英題:Easy Come, Easy Go
配給:パラマウント映画
劇場公開日:1967年7月22日

ストーリー

テッド・ジャクソン(エルヴィス・プレスリー)はアメリカ海軍のフロッグマンであった。彼はある日、海中に残っている機雷を不発にする作業をしていた時、数10年前に沈んだ“ボート・オブ・コール”の船体の中に宝物の錨のようなものを発見した。そこでテッドはその船の船長の子孫のたった1人の生き残りだというジョー・サイミントン(ドディー・マーシャル)を訪ねた。ジョーは若い前衛芸術家たちのパトロンをしている素晴らしいグラマー・ガールであった。彼女の話によるとその船が積んでいたのはコーヒーとスペインの金貨ということだった。テッドは海軍を除隊になると、親友のジャッド・ホイットマン(パット・ハリントン)を誘って海底の金貨を引き上げる計画をたてた。ジョーはテッドが船の金貨を狙っていると知って軽蔑したが、引き上げた金貨を彼女の友人のためのアート・センターを作る資金にするならとテッドを手伝うことにした。その頃、1隻の船が港に現れた。それにはディナ・ビショップ(パット・プリース)という美人とそのボーイフレンドが乗っていた。彼らはテッドが機雷の作業をしていた時ひそかに写真を撮りまくり、金貨の秘密をかぎつけ、先まわりしようと企てたのだった。そしてテッドとディナたちの間に、みにくい争いが始まった。だがテッドに勝利が輝いた。そしてやっと念願の宝物の箱を引き上げてみると、なんと金貨と思っていたのは銅貨で4000ドルにもならなかった。テッドたちはその金をジョーのアート・センターの内金として提供することにし、ジャッドがクラブ“イージー・ゴー・ゴー”でダンスパーティーを開き、そのあがりで残金をまかなった。テッドはあてにしていた金貨を握りそこなったが、そのかわりに生きた宝、ジョーを腕に抱くことが出来た。

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