コロラドの決闘

劇場公開日:

解説

リンズリイ・パースンズが製作にあたり、ハロルド・シュスターが 監督にあたった西部活劇1953年作品。脚本はウォーレン・ダグラスで、ウィリアム・シックナーが撮影を、ポール・ダンラップが音楽を担当。主演は「拳銃無情」のマーク・スティーヴンスで、ドロシイ・マローン「死の谷」、バートン・マクレーン「戦う雷鳥師団」、ジョン・ライテル「血闘」、ポール・ラントン、ハリイ・シャノンらが助演する。

1953年製作/アメリカ
原題または英題:Jack Shade
配給:日本A・A=映配
劇場公開日:1953年12月

ストーリー

ジャック・スレイド(マーク・スティーヴンス)は、子供の頃ふとしたことで人殺しを犯し、父とともに生まれ故郷を離れたが、途中、駅馬車強盗に襲われて父を殺された。スレイドは幼な心に殺人の無残な印象を焼きつけられた。歳月は流れ、騎兵隊を除隊したジャックはニュー・メキシコへやって来た。彼は喧嘩早く、拳銃の腕も人後におちなかった。やがてコロラドに移ったスレイドは、勝気なヴァージニア(ドロシイ・マローン)という娘と知り合い、お互いに惹かれるものを感じたが、彼女は大人しい駅亭の主任トレーヴァと婚約していた。だがヴァージニアは激しくスレイドに結婚をせまり、遂々結婚式をあげた。結婚後もスレイドをめぐる殺人沙汰は絶えなかった。そこへ騎兵隊でスレイドのために降等させられたジュールズが現われ、忽ちスレイドと険悪な仲となり、決闘することになった。スレイドはジュールズの卑怯な遣り口で傷を負い、ヴァージニアは優しく介抱に当った。その後、無頼漢一味を襲ったスレイドは、彼らを皆殺しにしたが、そのとき、無頼漢たちが育てていた少年が殺されるのを目撃し、また数日後、馬で疾駆したとき一少女を蹄鉄にかけて殺してしまった。そのためスレイドはすっかり憂うつになり酒に浸ったが、そこへまたジュールズが背後から狙ってきた。あわやというときヴァージニアの機転でスレイドは有利な態勢に立ち、ジュールズを倒した。その頃、町にはスレイドの暴状を非難する声が高まり、彼を裁判に付そうとした。スレイドはヴァージニアとわかれ、町を去った。その後をトレーヴァが追い、彼に裁判をうけるよう忠告したが、スレイドは銃弾でそれに応え、激しい撃ちあいの末、遂にスレイドは射殺された。

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