殺し屋の烙印
劇場公開日:1971年12月18日
解説
濡れ衣を着せられた西部の男の報復物語。製作・監督・脚本はチャールズ・マーキス・ウォーレン、ストーリーはフレデリック・ルイス・フォックス、撮影はエルスワース・フレデリックス、音楽はヒューゴー・モンテネグロ、編集はアル・クラークが各々担当。出演はエルヴィス・プレスリー、イナ・バリン、ヴィクター・フレンチ、バーバラ・ウェールなど。
1969年製作/アメリカ
原題または英題:Charro!
配給:フォックス
劇場公開日:1971年12月18日
ストーリー
ジェス・ウェイド(エルヴィス・プレスリー)は昔の悪党仲間ビンス(ヴィクター・フレンチ)の罠にはまり、ビンスが盗んだ、メキシコの国宝ともいうべき「勝利の大砲」の犯人に仕立てあげられそうになり、スキを見て逃げ出した。リオ・セコの町で友人ラムゼイ保安官や酒場の姐御トレイシー(イナ・バリン)の味方を得たジェスは、ある日、やってきた変質的なビンスの弟ビリー・ロイを保安官傷害の罪で捕らえ、保安官はジェスを保安官助手に任命した。やがて乗り込んできたビンスはビリー・ロイ引き渡しを要求し、しかも大砲を捜索にきたメキシコ騎兵隊を策略でせん滅、なおもビリー・ロイ引き渡しを要求した。ジェスがこれを拒否するとビンスは砲撃をかけ、ラムゼイは死んだ。ラムゼイの妻セイラ(バーバラ・ウェール)がジェスを無法者の回し者だとののしったため、町の人々は狼狽し、ジェスはビリー・ロイを釈放しろと迫った。ジェスはビリー・ロイを連れて町を出て直接ビンスに大砲との交換を要求した。しかし応じないビンスは逆に発砲、激しい銃撃戦の間に、大砲を積んだ荷車が急に滑りだし、樹にしばられていたビリー・ロイはつぶされて死んでしまった。とたんに戦意をなくしたビンスはおとなしく縄を受けた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- チャールズ・マークィス・ウォーレン
- 脚本
- チャールズ・マークィス・ウォーレン
- 原案
- フレデリック・ルイス・フォックス
- 製作
- チャールズ・マークィス・ウォーレン
- 撮影
- エルスワース・フレデリックス
- 音楽
- ウーゴ・モンテネグロ
- 編集
- アル・クラーク
- 字幕
- 野中重雄