殺し屋稼業

劇場公開日:

解説

「あの日あのとき」の撮影監督リー・ガームスが製作・監督・撮影までも兼ねた西部劇。「我等の生涯の最良の年」のマッキンレー・カンターの原作「ウィッケッド・ウォター」をカンターとリップ・フォン・ロンクルが脚色した。音楽は「死刑5分前」のポール・ダンラップ。主演は「オドンゴ」のマクドナルド・ケーリーと、「OK牧場の決斗」のジョン・アイアランド、「地獄の埠頭」のジョアン・ドルー夫妻。アイアランドは製作にも加わっている。(この作品は初め立体映画として"Hannah Lee"の原題名で公開された。

1953年製作/アメリカ
原題または英題:Outlaw Territory
配給:洋映
劇場公開日:1957年6月30日

ストーリー

西部開拓の進みつつある頃。新興都市のパール・シティでは地主たちが続々集まってくる新参者に土地を奪われるのを恐れ、たまたま町へ乗り込んできた無法者バス・クロウ(マクドナルド・ケーリー)にとのんで追払ってもらうことにした。新しい移住者を追払うごとに賞金をもらうことになったクロウは高性能のマンリッヘル銃を手に忽ちこの血醒い仕事を始めた。もらった賞金は町の酒場"ハリーの家"で賭博につかい、そこの娘ハリー(ジョアン・ドルー)には力づくの行為を示した。が、やがてパール・シティで移住者が殺されているらしいとの報に合衆国保安官ロッチェル(ジョン・アイランド)が町にきた。ロッチェルは以前ハリーに求婚したことがある。彼は1人の死体から発見したマンリッヘル銃の弾丸を手掛かりにクロウを犯人と突きとめ逮捕に向かったが逆に肩を射たれた。しかし折から駆けつけたハリーは一瞬クロウを射殺、無法者の暴力は終わりを告げた。ハリーとロッチェルは結ばれた。

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