拳銃45
劇場公開日:1952年8月12日
解説
ソール・アーキンス(監督者出身)が製作し、「拳銃の町」のエドウィン・L・マインが監督に当たったテクニカラー西部劇1950年作品。脚本はトマス・ブラックバーンのオリジナル。撮影は「二人でお茶を」のウィルフリッド・M・クライン、作曲はウィリアム・ラヴァの担当。主演は「オクラホマ無宿」のランドルフ・スコットと「ダラス」のルーズ・ローマンで、「脱獄者の秘密」のザカリー・スコット、ロイド・ブリッジス「インディアン渓谷」、アイアン・マクドナルド、チーフ・サンダークラウドらが助演する。
1950年製作/74分/アメリカ
原題または英題:Colt.45
配給:ワーナー・ブラザース日本支社
劇場公開日:1952年8月12日
ストーリー
西部の開拓時代、新式のコルト6連発拳銃のセールスマン、スチーヴ・ファレル(ランドルフ・スコット)は、無頼漢ジェイソン・ブレット(ザカリー・スコット)に見本のコルトを奪われた。ブレットはそのコルトを武器に「45ギャング団」を組織して方々を荒らしはじめた。ファレルはブレット一味と関係ありとの嫌疑を受けたが釈放され、大金を積んだ駅馬車で町に向かった。その駅馬車にボウル(ロイド・ブリッジス)とベス(ルース・ローマン)の夫婦が乗っていたがボウルはブレットの一味で、ブレットと共謀して大金を奪おうとしていた。果してブレットが襲って来たが、ファレルはこれを撃退し、ブレットに狙われていたインディアンの酋長をも救った。町に着いたファレルは、ブレットからコルトを取り戻し、一味の悪事を押えるために、副保安官になり、まず一味の2人を捕らえて裁判に駆けた。だがその裁判は、ブレットの策動によりファレルは危険に陥り、インディアンの集落に逃れた。ベスもギャングの手先でいることに厭気がさし、ブレットの命令に背いてインディアンの集落に逃れ、ファレルにブレットを殺してくれと頼んだが、彼は人々のおそれるブレットのコルトを取り戻すことが目的だった。ファレルとブレットは遂に対決し、ブレットは倒され、ギャングも一掃された。平和の訪れた町でファレルとベスも結ばれた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- エドウィン・L・マリン
- 脚色
- トム・ブラックバーン
- 製作
- ソール・アーキンス
- 撮影
- ウィルフリッド・M・クライン
- 美術
- ダグラス・ベーコン
- 音楽
- ウィリアム・ラバ
- 録音
- ドルフ・トーマス
- 編集
- Frank Magee
- テクニカラー・カラーコンサルタント
- ミッチェル・コバレスキー