子の心親知らず

解説

「屠殺者(1922)」の作者アリス・デュアー・ミラー女史作のサタディ・イブニング・ポー スト連載小説をフランセス・エイニュー女史が脚色し「闘争の熱血」「義勇の猛犬」等の監督者マルコム・セント・クレア氏がバ社における第一回作品として監督したものである。「ピーターパン(1924)」主演のベティー・ブロンソン嬢が「禁断の楽園」等出演のアドルフ・マンジュウ氏と「バーバラ・フリッチー」等主演のフローレンス・ヴィダー嬢と共演する外新進のメアリー・ベス・ミルフォード嬢、ローレンス・グレイ氏等が出演している。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:Are Parents People?

ストーリー

女学生リタ・ハズリットは電報で両親から呼び返された。両親は別れる心算で娘に 父に就くか母に就くか決めろというと娘は何も言わず学校に戻った。リタの学友アーレリア・ウイルトンは活動俳優モーリス・マンスフィールドを崇拝し肖像をたくさん持っていたばかりでなくリタのタイプライターを借りて礼讃のレターを書きかけた。翌朝足をくじいたオーレリアはリタに手紙や写真を隠してくれと頼んで入院した。それを見舞いに行ったリタは若いデイサーという医者に会って恋らしいものを味わった。復活祭の休暇中リタが隠した写真と手紙が見つかって彼女の母は学校に呼ばれた。未だ足の治らぬ友のために何事も黙っていた。母は当の俳優を招いて相談すると写真はファンに送った何千かの中のものに過ぎないと答えた。誰にも言わずにリタはデイサーの診察室で彼を待って一夜を明かした。朝やってきたデイサーはリタと結婚せねばならぬと言った。その態度に怒ったリタは拒絶した。娘の行方不明に悩んだ両親はそれでもって仲直をしてしまった。父と母の様子を見て我が身に思い当たったリタはデイサーに結婚承知の旨を答えた。

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