エルム街の悪夢(1984)のレビュー・感想・評価
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縄跳びの数え歌は忘れられない
あの不穏なBGMといい、縄跳びの数え歌といい、始まった瞬間からニヤけてしまう大好きな映画!
ロバート・イングランドの不気味な笑い声にもゾクゾクしますね。
ジョニー・デップの映画デビュー作品でもあるので、初々しいジョニデが見られて得した気分になります。
殺され方も迫力あるし、初めてティナの口から出てくるムカデを見た子供時代には、まさに発狂モン、忘れられないシーンとなって、今でも記憶にこびりついています。
シリーズを重ねる毎につまらなくなってしまいますが、この第一作目はホラー界の名作だと思っています。
夢の中の殺人者①眠る事が怖くなる・・・
夢の中で殺されるという新機軸で展開する本作。人生のほぼ1/3が、睡眠時間ということで、逃げ場の無い恐怖感がヒシヒシと伝わってくる。
古い映画ではありますが、何回観ても楽しめる、自分のなかでは、ホラー映画で3本の指には入るほど、大好きな一本です。
とにかく、この作品の血の量が半端じゃない。どこから出るのってくらいに、滝のように赤い液が流れます。
フレディ・クルーガーっていうキャラクターもまた魅力的。手袋に装着したかぎ爪で、若者を傷つけていくっていうアイデアが、良いですね。配管なんかを擦ってあのキキキキ~~っていう不快な音を鳴らす。耳障りなんですがその不快さがホラーとでもいいましょうか。
そして、主役の女性、ヘザー・ランゲンカンプがお気に入りです。入浴中に襲われるなんて、まさにホラーの醍醐味じゃないでしょうか!
80年代を代表するホラー映画の名作です。
フレディ・クルーガー様‼️
フレディ・クルーガー‼️フェドーラ帽に縞模様のセーター、全身焼けただれた皮膚に鉄の爪‼️眠っている人の夢の中に登場し、笑い声をあげながら人々を血祭りにあげていく‼️夢の中で殺された人は現実でも命を落とす‼️「13日の金曜日」のジェイソン、「ハロウィン」のマイケル・マイヤーズという名物殺人鬼が既に登場していたのですが、フレディは全く新しくタイプの殺人鬼で、殺しの技、登場方法、すべてが完璧‼️悪夢という文字通り観ている者の夢の中に入ってくるような、本当に恐ろしいキャラクターだった‼️夜、目を閉じた後に何が起こるか分からないという、カール・グスタフ・ユング流の恐怖だと何かの批評で読みましたが、まったくその通りで、ウェス・クレイヴン監督のセンスにただただ脱帽‼️ヒロインのナンシーの入浴中に湯船から鉄の爪が出現するシーンは本当にドキドキしました‼️それだけに乱発された続編やリメイク作でフレディがただ単にジョークのネタになり下がってしまったのは残念・・・
芸術的なホラーの名作
タイトルだけ知ってて、話の内容は知らない有名な映画の一例でした。「13日の金曜日」などに並ぶ名作ホラーの一作で、気になってはいたもののなかなか見る機会ってないものです。でも実際見てみたら、こういった昔の映画もたまにはいいですね。殺人鬼の映画っていくつもありますが、その元祖ともいえる作品ですから、40年近く経っても色あせないホラー映画だと思います。
エルム街の悪夢といえば、フレディ。世界的に有名な殺人鬼ですね。事前知識が大きなかぎ爪があるってことだけだったので、実際のフレディの姿を見て少しギョッとしました。結構気持ち悪いというか、恐ろしい姿してるんですね。どこでも現れる感じなので、亡霊的なキャラでしょうか(その辺よくわかってない)。でも、世界的に有名になった所以が見てこそわかる気がします。アメリカがよく作ってる、よくわからないB級殺人鬼映画とは違うんですもん。話は単純だけど、フレディ自体生々しくて、スプラッターそのものなので、ザ・殺人鬼映画を体現してます。当時の技術でよくここまでの映画に仕立て上げたなという感じです。フレディが迫ってくる、怖いジワジワ感もいいですね。それにしても最初に一人殺されてからが怖かった...。
次は「13日の金曜日」を見てみたいですね。エルム街の悪夢とどう違うのか見ものです。
【”夢の中に、殺人鬼だった右腕に4本の刃の指を持った焼けただれた顔のフレディ・クルーガーがやって来る。”成程、この作品がシリーズ化されて行った原点何だね!】
ー 1984年公開作品なので、ジョニー・デップを始め、出演陣は当然若く、且つフレディ・クルーガーの造形なども、近年のホラーを見ていると大きな驚きはない。
だが、今作が後年に与えた影響は大きく、それを見過ごしてはイケナイと思う。-
■エルム街に暮らす女子高生ナンシーの親友ティナが、顔の焼けただれた鉤爪の男フレディが現れる夢を見るように。
やがて、夢のなかで襲われた彼女はフレディの鉤爪により、絶命してしまう。
他の友人もフレディの悪夢に悩まされ、ナンシーも夢のなかで彼と対峙することになる。
◆感想
・序盤は、”こんなものかな。。”と思いながら観賞。今から40年近い前の作品であるしな、と思っていたら後半の展開はナカナカであった。
・殺人鬼だったフレディ・クルーガーが裁判で罰せられることなく、世に出てきた際に、ナンシーの母親達が、彼に行った行為。
ー この辺りを、もう少し詳細に描いてくれていると更に重みが増した感があるが、それは言わずもがなであろう。-
<ともかく、このシリーズの原点であり、当時はショッキングな作品であったからこそ、近年の”ソウ”シリーズ同様に、何作も続編が作られたのだろう。
その功績は、素直に認めたい作品である。>
古典ホラーの金字塔、エモい、エモいぞ🥺。眠りに落ちると、殺人鬼フレ...
古典ホラーの金字塔、エモい、エモいぞ🥺。眠りに落ちると、殺人鬼フレディが襲いかかってくる恐怖😱。夢と現実の境目が曖昧なアイデアは素晴らしい👏が、なんたる理不尽さ。若き日のジョニー・デップ、デビューも見所の一つだけど、あまりの風貌の違いに誰?状態に陥いること必至です
80年代古典ホラーの匂いが心地よい。
夢の中限定で現れる殺人鬼フレディ。
【寝ると殺される】という絶妙にシビアな設定が面白い。
今見れば非常にチープで笑っちゃうが、嫌いになれない80年代ホラーの定番。
シリーズは全9作。ジョニーデップ脇役での映画デビュー作。(2011/10/24)
夢に出て来たら手遅れ
"エルム街の悪夢" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(吹替)。
焼け爛れた顔面、黒いハット帽、赤と緑のボーダーのセーター、右手に着けた鉄の爪…もうお分かりでしょう。そう、彼の名はウルヴァリン…違った、フレディ・クルーガー!
戯れはさておき、フレディが夢に出て来たらもう手遅れ。後は殺されるのを待つのみだなんて、なんと云う理不尽か。
そんな脅威に立ち向かう我らが主人公ナンシー。友人たちを次々に殺害され、恋人(若き日のジョニー・デップ!)を血のプールにされたことでいよいよ対決の覚悟を決めました。
フレディを悪夢から引き摺り出し、「ホーム・アローン」ばりの罠を仕掛けて勇敢に立ち向かう姿がとにかくすごい。ドアを開けた瞬間のハンマーは強烈でした。痛そう。
夢と現実の境目が曖昧になる演出が素晴らしい。「今の場面は夢か、それとも現実か?」。結構幻惑されました。
フレディの倒され方が呆気無くて、一瞬何が起こったのか理解出来ませんでしたがその後のラスト・シーンがヤバかった。
ドアに引き摺り込まれたママは明らかに人形だ!(笑)。
※修正(2023/12/27)
リア充殺すべし……慈悲は無い……
有名なホラー映画『エルム街の悪夢』シリーズの第1作目。
夢の中に現れる殺人鬼フレディ・クルーガーの恐怖を描く。
主人公ナンシーの恋人グレン役に、レジェンド俳優ジョニー・デップ。本作で映画初出演を果たす。
狂気の殺人鬼フレディが女はエロチックに、男はサッサと殺していく映画です。
若きジョニー・デップが出演していますが、あまりにも今のイメージと違うので、誰がジョニー・デップ?状態になると思います。
突然現れるフレディには驚かされますが、怖いかといわれると別に…という感じ。現代から見ると、むしろちょっと滑稽に映ってしまいます。
血が大量に吹き出すシーンもありますが、余りにもやりすぎな感じでちょっと面白い。
金髪美女のティナが殺されるシーンは凄惨ですが、ボーイフレンドのロッドの白ブリーフ姿がちょっと面白い。
怖がらせようとするたびに、なんかちょっと面白くなっちゃうのは、一昔前のホラー映画には付き物のようです。
しかし、ナンシーを死体袋に入ったティナが誘う場面は結構怖かった。
血の涙を流しながら口からムカデをだすというベタベタな演出とはいえ結構不気味で、本作で唯一正統的なホラー表現でした。
とにかく今作では主人公のナンシーの周りの人間が鈍感過ぎてイライラさせられます。
両親も分からず屋だしボーイフレンドのジョニー・デップもすぐ寝るし、本当にどうしようもないです。
結局ナンシーが一人でフレディと対決するわけですが、もうこの辺りになってくるとほぼギャグ映画のようで全く怖がらせようともしていません。
『ホーム・アローン』を見ているような気がしてきます。
フレディがめちゃくちゃ弱い上、最後の呆気ないやられ方は肩透かしもいいところです。
とはいえ、ラストシーンの何処からが現実で夢なのかがわからなくなる展開は結構驚かされます。
縄跳びを跳ぶ子供達の不気味さも相まってかなり印象的なラストでした。
ホラー映画だと思ってみると全然怖くないですが、ラスト辺りはめちゃくちゃな展開が続き、バカバカしくて結構楽しかったです。
この後シリーズがどう続いていくのかが気になります(笑)
ロバート・イングランド
最初に登場するのはティナ・グレイ(アマンダ・ワイス)。夢でうなされたことをナンシー(ランゲンカンプ)に相談すると、彼女も同じ男が夢に出てきたという。ロッドが泊まりにきたとき、彼女はまたもや襲われる、しかもベッドの上でのたうち回り、血まみれとなって息絶えたのだ。
ロッドが容疑者として疑われる。ナンシーもティナの家に泊まったことから母親(ブレイクリー)とともに事情聴取に呼ばれる。都合のいいことに彼女の父は警部補(サクソン)。ボーイフレンドのグレンは若きジョニー・デップだ!
ナンシーは授業中居眠りをしてしまうが、ティナの遺体が彼女を呼ぶ・・・そしてフレディ(ロバート・イングランド)に襲われるのだが、自らやけどを負わせて夢から覚めるが、腕にはやけどの痕が残る。入浴シーンも色っぽい。そこでもフレディに襲われるが目を覚ませて危機を回避する。
グレンがナンシーの部屋に忍び込んで、彼女は「夢にうなされてたら起こして」と頼むが、二人とも眠りこけてた。夢の中で襲われていたロッドが心配になり警察署を訪れる二人。しかし、ロッドは首を絞められて死んでいたのだ。葬儀後、両親に相談すると、ナンシーは睡眠障害研究所で検査される。悪夢を見たナンシーの腕には傷が残り、髪の一部は白くなり、フレディの帽子をひったくっていたのだ。
ナンシーは母親から過去のフレディ・クルーガーの話を聞いた。近所の子供たち20人を殺害したフレディを皆でボイラー室にガソリンをまいて焼き殺したという話だ。ナンシーの部屋には鉄格子が取りつけられ、グレンに護衛を頼むことも困難に。家が向かい同士なので、なんとか連絡を取ろうと試みるも、フレディからの電話やら、怖いことの連続。そして眠りこけていたグレンがベッドの中に引きずり込まれて殺されてしまったのだ。大量の血が逆さまに天井へと流れ落ちる凄まじいシーン。
仲間が3人とも死んでしまったため、こうなったら夢の中でフレディと対決するしかないと決心したナンシー。向かいで捜査が続く中、フレディに火を放ち勝ったと思ったナンシー。しかし、これは全て夢だと信じ・・・
最後はちょっとわからないくらい。仲間3人が生きていて、車の中に閉じ込められる。そして母親がフレディに捕まるというエンディング。もしかするとこっちが夢かと思える。全体的に、これは夢か現実か?と思わせるスリリングな展開と、中だるみすることなく映画の中に引きずり込んでくれる作品だと思った。
鉤爪をはじめとするフレディの特徴は 演出が派手過ぎるわけではないの...
鉤爪をはじめとするフレディの特徴は 演出が派手過ぎるわけではないのに、なかなか忘れられないインパクトがあります。金属を引っ掻く音、湯船の中から出てくる鉤爪付きグローブをはめた手、ラストで主人公が乗ってしまったフレディの服と同じ赤と緑の縞デザインのオープンカー。劇中、思っていたほどフレディは頻繁に出てこないのですが、その分1回1回の登場が非常に印象的でした。
不条理でコッテリ
昔、本当にビビりながら観たものです。
今観ると、80年代らしいというかイキがいい。
ヒロインの女子高生の、無茶な果敢さが良いです。奇妙に明るさもあって、思いがけずとても楽しめました。
不条理でコッテリ。フレディが強烈、恐いです。
こわい
おもしろかった
音楽の使い方だったり
階段に足がすぼすぼとうまったり
ベットに取り込まれてしまう演出はけっこう工夫されててよかった
チャイルドプレイや13日の金曜日のような魅力的なキャラクターがでてくるホラー映画はなんか愛着がわいてしまう
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