「ラッパのシーンは憶えていた」地上(ここ)より永遠に 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
ラッパのシーンは憶えていた
50代男です。映画好きの父が、特に好きだった映画、『地上より永遠に』。
幼少時から題名は知っていたが、本日、数十年ぶりに2度目の鑑賞。
若き父は、この映画のどこに惹かれたのか、観賞後、感じたのは、不器用な男の生き様。
軍で上手に出世する方法はあった主人公。だが一本気で、人の意見に耳を貸さず、
我が道を貫く。
同じ匂いを感じる友、マッジオの死に、泣きながらラッパを吹く、
その音色の物悲しいこと。
いい男だが、今一つ優柔不断なウォーレン伍長との対比も良かった。
亡くなったウチの父も、不器用で一本気で、我が道を生きました。
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