凍れる怨

解説

ケネス・B・クラーク氏の原作を、今ハムトン映画社の社長なるジェス・D・ハンプトン・氏が監督し、ジャック・ウォーレン・ケリガン氏が主役を演じた人情劇である。例によってロイス・ウィルソン嬢が対手で、ウィリアム・コンクリン氏やカッスン・ファーガソン氏も出演する。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:The Drifters

ストーリー

怨も凍るユーコンに砂金採取に従事しているマーストン、ミーアズ、マクラレンの3人の男があった。ある日行き倒れの娘を救ったのが原因でミーアズはこの娘の兄に己の罪を被せたが、彼はかつてマーストンの母を篭絡して財産を奪った男であることが知れ、マーストンに自白書を書かされ収監される身となった。女の兄は無罪の故を以て放免され、妹と共にマーストンをその雪中の小屋に訪れた。寒風吹き荒む外とは異なり、室の中は温かい気分に充ち充ちていた。

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