鋼鉄軍曹

解説

アンカー映画社発売のクレセント映画で「地獄極楽」「燃ゆる復讐」等と同じくジェームズ・P・ホーガン氏が監督したもので、「野球成金」「金髪の歌」のライラ・リー嬢、「野球王」「雨製造者」のウェード・ボトラー氏、「ワイルド・ギース」「そばかす拳闘士」のウェズリー・バリー氏、「大陸大王」「鍍金広小路」のシェルドン・ルイス氏「デニーの薮医者」のホイラー・オークマン氏「燃ゆる青春」のギャレス・ヒューズ氏等が共演する戦争喜劇である。

1928年製作/アメリカ
原題または英題:Top Sergeant Mulligan

ストーリー

ポードビルの人気役者ミッキー・ニーランは志願して陸軍歩兵となり大戦に参加することとなったが、舞台でミッキーの相手役をしていたマージョリー・ブレイクに失恋した軍曹のスパイク・ムリガンは、無闇にミッキーに当たり散らして辛い役目をやらせた。フランス戦線に赴いてからミッキーもムリガン軍曹も美しいフランス乙女に恋していたが、その娘は独探の嫌疑をうけて捕縛された。テンブロック大尉もこの娘に思し召しがあったと見え営倉に訪づれ口説こうとすると、娘は突然短銃を隠して大尉を脅迫して軍服を脱がせた。娘は女装しているドイツの中尉だったので軍服を着ると直ちに逃走した。ミッキーとムリガン軍曹は自動車で逃走する独探の跡を追って到頭ドイツ軍の陣地にまぎれ込み、捕虜になってドイツ軍緒司令官グロッツ将軍の料理番を命ぜられた。いろいろと苦心の末にミッキーとムリガンとは彼の独探を捕まえることが出来たが、ちょうどその時休戦条約が締結された。

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