恋の一太刀

解説

「乙女は恋しぬ」に続いて製作されたヴァイオラ・ダナ主演映画で、エドガー・フランクリンの原作をレックス・テイラーが脚色し、例によってハリー・ボーモンが監督した。対手役は「虚栄地獄」「村の鍛冶屋」等出演のデイヴィッド・バトラー、「乙女は恋しぬ」出演のアラン・フォレスト、「明日を見る男」出演のエヴァ・ノヴァク、「怒涛裁き」「男子怒れば」等出演のマルコム・マクレガー等という素晴らしい顔振れ。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:A Noise in Newboro

ストーリー

ニウポローの町に育った乙女マーサ・メイスンは都へ出て絵の勉強をする事になったが、町を出発する前にベン・コルウェルと婚約を結んだ。しかしベンは町で一番の金持ちペイズリー氏の娘アンを想っていた。7年の後マーサは遂に名誉と財産とを得て再び故郷へ帰ってきた。しかし町の人々は彼女に見向きもせず、ベンは冷ややかな態度を示した。マーサは町の学校建設基金を寄付したが、それも却けられたので町の人々に痛烈な復讐をしようと計り、見事にその目的を達しバディーという恋人をも得てニューヨークへ意気揚揚と引き上げた。

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