恋の征服

解説

ドン・マラリー氏作の舞台劇に基いてジューン・メイシス女史が映画脚本を執筆し「ひととせの命」「ジョンスタウンの大洪水」等と同じくアーヴィング・カミングス氏が監督したもので、主役は「お洒落娘」「女名捕手」「踊り子サリー」等主演のコリーン・ムーフ嬢で対手役は「お洒落娘」「踊り子サリー」と同じくロイド・ヒューズ氏が勤め、ケイト・プライス嬢、ウィリアム・ノートン・ベイリー氏、アンナ・メイ・ウォルソール嬢、フランク・ブラウンリー氏、ハンク・マン氏等が助演している。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:The Desert Flower

ストーリー

マーガレット・フォーテューンが母親に死に別れた時彼女は砂漠の真ん中の鉄道敷設工事のキャンプで継父のマイク・ドワイヤーに虐待されて幼い継妹グウェンを抱えて途方に暮れた。マイクの配下の工夫の女房は彼女にグウェンを連れてキャンプを逃げ出すがいいと勧めた。マーガレットが男っ振りのよい浮浪者に優しくしたと言うので嫉妬したマイクは彼女を折檻した。たまらなくなったマーガレットは隙を見て妹と共に逃れ、若い浮浪者ランス・コンウェイと道連れになりブル・フロッグという町に着いた。町のダンス場の主人ジャック・ロイヤルは彼女を踊り子に雇ってくれたので彼女は妹を都の育児院に入れた。ランスは東部の金持の父親から送って貰った金をまたも消費したので、マーガレットは彼を真人間に返らせようと忠告した。彼女に罵られたランスは発奮して死か成功かの意気込みで砂漠の中に行った。ランスが成功して帰ってくる晩にマイク・ドワイヤーがこの町にやってきた。そしてマーガレットの小屋に押掛けて彼女を脅迫した。その時ランスは入って来た。轟然たる銃声と共にマイクは倒れた。マーガレットが殺人犯として逮捕されようとするとランスは下手人は自分だと主張した。役人が迷っていると死んでいたと思ったマイクは軽傷で生き返ったので2人とも罪は問われなかった。ランスは彼女と結婚して東部に帰った。結婚する旨を語った。

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