木っ葉野郎

解説

B・M・バワース氏の小説をハリー・ディットマー氏とリン・F・レイノルズ氏とが脚色し「戦火」「豪気堂々」等と同じくリン・F・レイノルズ氏が監督したものである。「曠原の覇者」「悍馬は猛る」とおなじくフート・ギブスン氏がフィロ・マッカロー氏を相手として活躍している。「悍馬は猛る」「我れ世に誇る」等出演のヴァージニア・ブラウン・フェアー嬢である。

1926年製作/アメリカ
原題または英題:Chip of Flying U

ストーリー

チップ・ベネットは牧童仲間では女嫌いで通ってた。チップは暇さえあれば漫画を描いて一人で悦に入っていた。ところが牧場主の妹で女医のデラが牧場に帰ってきてから彼の女性嫌悪はたちまち豹変して怪しい胸のトキメキを覚える身となった。デラは荒くれた牧童たちの中で絵筆を採るチップの稚気に興を覚え彼が推薦した絵をある雑誌に送った。その絵が一等に当選したのでデラは悦んでチップを訪れると、彼は怪我をして臥ていた。そこはお手のもので女医デラは診察すると虚病だったので医者を馬鹿にしていると怒ってしまった。その夜隣の牧場の主人ダンカンの家でデラを主賓として夜会が催うされた。ダンカンはかねてデラに想いを懸けていたのでチップは油断ならじと招待されていない夜会にのこのこ出かけた。ダンカンは怒って木つ葉野郎でて失せろと怒鳴った。チップは言われるままにでた。しかし手ブラではなしに恋するデラを小脇に抱えた飛び出したのである。そうして自動車を飛ばして牧師のもとへ急いだ。

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