国境の狼

解説

ゼーン・グレイ氏作の西部物語をジョージ・ハル氏が脚色したものでウィリアム・K・ハワード氏のバ社における第一回監督作品である。主役は「恋と食欲」「南海の情火」等出演のアントニオ・モレノ氏と「女房征服」「単騎突進」等出演のヘレン・チャドウィック嬢でロックリフ・フェローズ氏、ギブソン・ゴウランド氏、チャールズ・オーグル氏等助演。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:The Border Legion

ストーリー

恋人同士の痴話喧嘩からジョアン・ランドルはジム・クルーブを悪人にさへも成り 得ない碌でなしと罵った。ジムは意地で悪人となるべく「国境園」と称する悪漢園に加入するといって去ったので後悔したジョアンは跡を追って出て「国境園」の園長ケルスに捕まり巣窟に連れていった。ケルスはジョアンを辱めようとして射たれた。彼女は親切に介抱したのでケルスの片腕たるガルデンが戻ってきてジョアンを我が物にしようとしたがケルスは己れの妻だといって追っ払った。ようやく到着したジムとジョアンは秘かに牧師を呼んで結婚した。金鉱発見の報が伝わったとき「国境園」は採掘された砂金を奪う計画を立てたが仲間割れが出来てしまった。ジムはジョアンを救出して馬車に乗って逃れようとしたが一味に襲われジムは傷つき倒れジョアンは連れ去られた。辛くも山塞に戻ったジムはガルデンに打ちのめされたがケルスの犠牲によりジョアンと共に逃れて自由と幸福の世界へ。

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