激怒震天

解説

ジェームズ・ビー・ホーガン氏が原作を書き自ら監督したものでベティー・グレース・ハートフォード女史が脚色の任に当った。主役は「起てよ！戦士」等出演のフランク・メイオ氏と「金色の野に立つ女」等出演のシルヴィア・ブリーマー嬢でフランキー・ダーロ君助演。

1925年製作／アメリカ
原題または英題：Women And Gold

ストーリー

ドナルド・バークレイの妻マイラは楽しかった欧州への漫遊を忘れ兼ね、寂しい南アメリカの鉱山に於て面白くない日を送って居た彼女の心の空虚に附け込んだドナルドの雇主オルテガは彼女を誘惑しようとしたが、途中でマイラは非を悟って彼から逃れる中、山道から墜落して頭を打ち記憶は全然失われて了った。ドナルドは妻を尋ねてオルテガの邸に赴いたがかえって彼のために投獄される。マイラは養育院に引取られて居たが近くの監獄に見た夫の顔と鉱山の鑿の音に似たミシンの音によって記憶を快復した。ドナルドはある夜獄を脱し、オルテガは天罰を受けて、バークレイ一家には再び春が訪れた。