拳銃でいこうぜ!

劇場公開日:

解説

アリゾナの天地を背景にした西部劇映画。ポール・L・ピールの西部小説をピール自身とロバート・L・ジョセフの2人が共同で脚色。監督を受け持っているのはトーマス・カー。撮影担当はウィリアム・ホイットリー。音楽はシド・キュドナー。出演するのはマーク・スティーヴンス、フォレスト・タッカーなど。製作はウィリアム・D・コーツ。

1958年製作/アメリカ
原題または英題:Gunsmoke in Tucson
配給:日本アライド・アーチスツ映画
劇場公開日:1961年9月6日

ストーリー

父が馬泥棒で縛り首になった幼いジョンとチップの兄弟は、成長して大人になった。兄のジョン(フォレスト・タッカー)は保安官、弟のチップ(マーク・スティーヴンス)はやくざ者である。チップはいつも青い服を着ていて、ブルー・チップと呼ばれていた。兄の忠告を無視し、情婦ルー(ゲイル・ロビンス)を残してチップは旅に出、ツーサスの地主チムスから野馬と交換に土地をもらう約束をした。ところがツーサスにつくとチムスは死んで土地は牧童頭のボディーンにのっとられていた。そして、ツーサンの善良な農民たちもその土地を手に入れようとしてボディーン一味と争っていた。一味は乱暴をほしいままにして、チップの友達であるホアンカンブレインまで殺した。そのうえ一味のキャスを新保安官にしたボディーンは、チップの情婦ルーまでもわがものにした。チムスの屋敷で、チムスの残した土地の競売がはじまった。農民たちは必死の努力で土地を落札し、一部の金を支払い、残りを他の土地からとりよせることにした。ボディーンの暴虐を見たチップは青い服を身につけて、ボディーン一味に対立して立上がった。ボディーンは農民たちの金を運んでくる駅馬車を襲う計画をたてた。チップはこれを知って、事前に駅馬車から金を抜きとっておいた。一味は今度は金のある銀行にいって農民たちのそれを引き出すのを妨害した。弟が悪事を働いていると思ってやってきた兄の保安官ジョンはこの騒ぎで傷ついた。チップの身を案じる娘ケイティもツーサンにきていた。ボディーン一味の中にわざとまじってチップは、ボディーンを倒した。ルーはその争いでチップを助けて死んだ。ジョンとチップは互に無事を祝ってほほえんだ。

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