拳銃を売る男のレビュー・感想・評価
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オッサンと少年の友情ものサスペンス
シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。
「オッサンと少年の友情ものサスペンス映画」であり、ハラハラドキドキしながらも、二人の友情にホッコリさせられるジョゼフ・ロージー監督作品🎥
イタリアでのロケが映画にリアリティを持たせており、ネオレアリズモ風のドキュメンタリー・タッチ映像が迫力あり。
特に、クライマックスでの屋根づたいでのシーンは見事で、撮影監督アンリ・アルカンの捉えた映像に眼が釘付けになる(笑)
物語は、貧しくて腹空かせた男(ポール・ムニ)が密航しようとするが、先立つ金が無い。唯一の拳銃を売ろうとするが、思うように売れない。
一方、少年ジャコモは牛乳を買って来るお使いを頼まれたが、ビー玉の賭けに使ってしまった。
ジャコモは牛乳泥棒を、空腹男は食料品店でパンを盗んで食べてしまったことから女主人を殺してしまった。
そして、空腹男とジャコモの街中での逃亡が始まる……という流れ。
はじめは、ジャコモに「あっち行け!」と言っていた男だが、少年と2人、親子のフリをして逃げるうちに友情が芽生える。
ポール・ムニの演技もさることながら、洗濯物をくすねる女中役のジョーン・ローリングも綺麗だった💫
ジョゼフ・ロージー監督の傑作のひとつ🎥✨
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