渓谷の狼児

解説

ゼーン・グレイの原作をジョン・F・グッドリッチ、フィリップ・クライン、バリ・コナーズ三人が共同脚色し「腕は確かか」のハミルトン・マツファデンが監督し、「怪探偵張氏」のジョージ・シュナイダーマンが撮影した。主なる出演者は「モダーン西部王」のジョージ・オブライエン、「速成成金」のマーゲリット・チャーチル、ノア・ビアリー、スタンリー・フィールズ等。

1931年製作/アメリカ
原題または英題:Riders of the Purple Sage

ストーリー

行方不明となった妹のその娘をたずねて牧童ラシターがジェーン所有の牧場に立ち寄った時、彼はその土地が悪判事ダイヤーの好手段によって奪われんとしているのを知った。義侠の血に燃ゆるラシターはジェーンをこの窮境カラ救わんとダイヤーの乾分オルドリングとタルの二人を懲らしめた。オルドリングの自白によって妹の死を知り、その娘たちの無事なることを聞かされたラシターは直ちにこれを助け出す。そしてダイヤー判事の許へ乗り込んで彼がジェーン牧場に対して取りつつある悪辣ぶりを指摘し糾弾した。そのため判事の拳銃に射たてようとしたが、敏捷なラシターは反対に彼を倒してしまう。混乱は拡大してダイヤーの部下はジェーン牧場に殺到する。止むなくラシターは牧場に火を放って女たちを他所へ非難させた。悪漢らはこれを見て追跡して来たが山崩のために全滅しラシターたちの上に幸福が訪れる。

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スタッフ・キャスト

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