決闘カリブ街道
劇場公開日:1952年7月31日
解説
ナット・ホルトの製作になるシネ・カラーの西部活劇1950年作品。監督は「拳銃45」のエドウィン・L・マリン。ジョン・ローズ・スタディーの原作をフランク・グルーバーが脚色した。撮影はフレッド・ジャックマン・ジュニア(「燃える密林」)、音楽はポール・ソーテル(「拳銃の誓い」)の担当。主演は「拳銃45」ノランドルフ・スコットで、ジョージ・ギャビー・ヘイズ(「硝煙の新天地」)、ビル・ウィリアムス(「甦える熱球」)、カリン・ブース、デール・ロバートソン、ヴィクター・ジョリー、ダグラス・ケネディ、ジム・デイヴィスらが助演する。
1950年製作/81分/アメリカ
原題または英題:The Cariboo Trail
配給:大映
劇場公開日:1952年7月31日
ストーリー
1890年頃、ジム(ランドルフ・スコット)とマイク(ビル・ウィリアムス)は、砂金を求め、牛の群れを追いながら、カリブ街道を北へと進むうち、顔役フランク(ヴィクター・ジョリー)の所有する橋にさしかかった。その橋はマーフィという男が番をして渡るものから橋銭をとっていたが、ジムは強引に牛の群れをわたらしてしまい、そのため橋が壊れてしまった。マーフィは手下と共にジムたちを襲いマイクは腕に重傷を負った。ジムは彼の命を救うためその腕を切り落とし、カースン・クリークの町の医師に連れていった。ジムはその町の酒場で女将のフランシス(カリン・ブース)とフランクに会った。フランクは橋の事件にはまったく触れなかった。ジムはグリズリー老人(ギャビー・ヘイズ)と砂金を探しに出かけたが、途中インディアンに捕らえられ、脱走するうち2人は別れ別れになった。ジムは砂金を捜し当て町に帰ってみると、マイクは腕を失ったことでジムを恨み、フランクの手下となっており、ジムはたちまち追い出された。カリブ街道で牛を連れているグリズリーに会ったジムは、一緒に安住の地を求めて、チルコティンの牧場に向かったが、一方フランクはインディアンを煽動しジムの一行を襲った。これを聞いたマイクはやっと正義に目覚め、ジムたちを救ったが、自らはフランクと相討ちになった。ジムたちはチルコティンの牧場に平和な生活を送ることになった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- エドウィン・L・マリン
- 脚色
- フランク・グルーバー
- 原作
- ジョン・ローズ・スタディー
- 製作
- ナット・ホルト
- 撮影
- フレッド・ジャックマン・Jr.
- 美術
- アーサー・ロネーガン
- 音楽
- ポール・ソーテル
- 録音
- フランク・マクフォーター
- 編集
- Philip Martin
- カラー・コンサルタント
- Clifford Shank
- Wilton R. Holm