結婚は失敗か

解説

未封切の「ふるさとの家」等同様ジェームズ・クルーズ氏の監督作品で、オスカー・ブラメンソール氏グスタヴ・カデルベルグ氏合作の戯曲「開いた扉」 The Open Doorから取ったレオ・ディトリッヒスタイン氏の譚りに更にウォルター・ウッズ氏が映画脚色を行ったものである。ライラ・リー嬢ロイス・ウィルソン嬢ザス・ピッツ嬢・タリー・マーシャル氏アドルフ・マンジュウ氏ウォルター・ハイアース等の例によって素晴らしい顔振れである。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:Is Matrimony a Failure ?

ストーリー

ゲールスバーグの町のある老夫婦の銀婚式の席上で大変な事が持ち上がった。毎年11月に結婚した夫婦の結婚許可證は無効だと許可證事務所の助手が言いだしたのである。それは11月中其処の役員は猟に出掛け留守中は助手が代わりを勤めたからというのである。古女房が鼻についていた古亭主連が盛んに離婚を始めた。しかし別れて見ると不便もあり懐かしくもありしていたが、折柄猟から帰ったその役員が助手の出した許可證も効力ありと発表した。古亭主古女房は元の鞘におさまったという。それに若い恋人同志の甘い譚りが彩られる。

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