金魚鉢の中の恋

劇場公開日:

解説

カリフォルニアを舞台にした青春コメディ。監督とシナリオを受けもっているのは、わが国初登場のジャック・シャー。撮影を担当したのはロイヤル・グリグス。音楽はジミー・ハスケル。出演しているのはトミー・サンズ、フェビアン、ジャン・スターリング、トビー・マイケルズなど。製作担当はマーティン・ジュローとリチャード・シェファード。

1961年製作/88分/アメリカ
原題または英題:Love in a Goldfish Bowl
配給:パラマウント映画
劇場公開日:1961年10月1日

ストーリー

ゴードン(トミー・サンズ)とブライス(トビー・マイケルズ)はサン・パレオ校の学生で、ほかの皆と同様に自分自身の生活を欲しがっている。ゴードンの母サンドラは39歳、ハワイに出かけて水上スキーに興じるほど気が若い。ブライスの父クライドは夫婦仲のいい上院議員で、政治的成功に専念している。ところで、校長のフローレイ博士はゴードンとブライスの交際を禁じるが、2人はきかない。復活祭の休みに、ゴードンの母は彼をハワイにこいと誘う。一方、ブライスの父はデンバーで娘がゴードンたちに加わればよいと思っている。が、若い2人は、もっと愉快なことをたくらんだ。電話で校長の声色を使い、ブライスは休みに帰省しないで落第点をとった幾何の勉強をすることになっていると嘘をつき、バルボア海岸のゴードンの母の所に行こうというのである。海の家でゴードンからヨットの操縦を教わったブライスは、防波堤の外でスコールに遭い、警備船に救われるが、若い乗組員ジュゼッピ(フェビアン)は彼女に一目惚れ、ブライスの方も同じ思いである。ある夜、海の家で誰でも無料という乱痴気騒ぎのパーティがひらかれた。ブライスが姿を消したという報せで、クライドがパレオに駈けつけ、サンドラが長距離電話でホノルルから呼び戻された。海の家についた親たちは、自分たちの憶測が間違っていることに気がついた。休みが終って学校に戻ったブライスとゴードンは、早くも次のスリルに富んだ旅行の相談を始めるのだった。若い心が、体が、彼らをじっとさせておかないのである。

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