鬼気人に迫る

解説

ヘイドン・タルボット氏原作の小説に基づいたエルマー・ライス氏作の舞台劇を映画化したもので「ネロ」「新天動地」等と同じくJ・ゴードン・エドワーズ氏が監督したものである。この劇をニューヨークの舞台で演じたアーサー・ホール氏が「青春来る」出演のミミ・パルメリ嬢、「熱沙に咲く花」等出演のハーバート・ヘイス氏と共に主演している。フローレンス・デュクソン嬢、バイロン・ダグラス氏、オラフ・ヒッテン氏助演。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:It Is the Law

ストーリー

カミングズ判事の後見を受けているルース・アレンには求婚者が二人ありジャスティン・ヴィクターが婿と決まった時他の1人アルバート・ウッドラフは憤然色をなくして復習を誓った。お尋ね者のスニッファが己の酷似しているのを幸いウッドラフは彼を誘い込み結婚式の済んだところへ電話をかけてビクターを怒らせて遣ってくるのを機としスニッファを銃殺して書き置きと凶器を残して逃走した。ビクターはスニッファの死体をウッドラフが自殺したものと思っている所へ警官が来て彼を殺人犯として検挙した。物的証拠と状況証拠とは冤罪の彼を有罪にし遂に終身刑に処せられた。ウッドラフはスティルウルと変名してカイロに高飛びし五年後再びニューヨークに舞い戻って賭博場を開いた。カミングズ判事は出世して知事になりルースの妹リリアンは検事ビル・エリオットの妻となっていた。スティルウルはリリアンを賭博に誘いルースを近寄せた。ルースに接吻せんとして争った折り彼女は彼のはんこんを認めスティルウルがウッドラフであることを知った。ウッドラフ殺しにビクターは赦免されルースの話を聞いて怒り心頭に発しスティルウェルを賭博場に訪れて射殺した。彼が再び法定に立った時、同一人は同一犯罪行為を再び行う能わずという法文によって無罪放免となった。

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