巨人征服

解説

「要心無用」に次いだハロルド・ロイドの喜劇で、サム・テイラー原作、フレッド・ミューメイヤーとテイラーの監督である。この作品からロイドの対手役は新進のジョビナ・ラルストンに変更された。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Why Worry?

ストーリー

金持ちでする仕事のないハロルドは、自分が病気であると信じきって、使者や看護婦を集めては大騒ぎをしていた。熱帯の静かな土地へでも行ったら健康に良かろうと、彼は看護婦を連れて南米のある共和国へ行くことになったが平和を求めに来た彼を迎えたその国は、今やアメリカ人ジム・ブレークの悪策に乗せられて、政府党と反政府党とが、火花を散らした革命戦の真最中であった。ハロルドはすぐに捕えられて牢獄へ打ち込まれたが、その中にはべらぼうに大きいコロッソという男が彼と同じように捕らわれて。2人は力を合わせて牢獄から逃げ出した。虫歯に苦しめられているコロッソはハロルドに歯を抜いてもらってから大いに彼を徳として、これからは何でも彼の命令に服従するという誓いを立てた。いっぽう看護婦は、ハロルドを恋していたが、彼と再会して、2人は恋を囁く時間を見出だしたが、かねて彼女に目をつけていたブレークが来て彼女を奪おうとする。ハロルド大活躍して対手を倒し、巨人と共に革命党を追っ払って健康はもちろん回復するし、看護婦とは楽しい仲となったのである。

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