侠骨男児

解説

「鉄拳の人」「闇に潜む男」「試練の鉄火」等同様ユ社ローリンスン主演映画で、原作が最近窒息自殺の報を伝えられたジョージ・ブロンソン・ホワードであることが節筋柄興味を惹く。監督は「開拓の道」「やっつけろ!」と同様ジャック・コンウェーで、相手役として「虎狼の巷」出演のエドナ・マーフィー、そのほかジョージ・フィッシャーマーガレット・キャンベルらなじみ多い名が大分見える。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:Don't Shoot

ストーリー

ジェームズはマッギニスという大悪漢の手下を働く一風変わった男であった。彼はある夜一邸宅に忍び込むと不思議な運命に見舞われた。彼はここでヴェラという美しい乙女と無理に結婚させられた。それはその家の主人リンゼーが彼女と結婚するはずであったのを彼女にほかに恋人があることが覚り雅量をもってその恋を許し、折から来つたジェームズがその恋人と間違えられたのであった。この不時の事件はジェームズの性格を一転し彼を正直に入らしむる動機となった。ヴェルマの真の恋人は不甲斐なくも彼女を顧みなかったので、彼女はジェームズとともに生計を立つる必要に迫られた。ジェームズを、彼女も愛するようになった。2人は生活のために苦闘しながらも幸福であったが、唯執念くマッギニス一味の悪漢団がジェームズを元の商売に引き戻すべく脅かした。己れの謬りを知ったリンセーも彼らを憎んだ。しかし彼は敢然この誘惑と強迫と戦い最後の幸福を獲得した。

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