仇敵めがけて

解説

「吹けよ春風」も同じくチャールズ・ローグ氏が書き下ろした台本により新監督ノエル・スミス氏が監督したもので「吹けよ春風」「義勇の猛犬」等主演のリン・ティン・ティンが主演し同じくジューン・マーロウ嬢が出演し新進のチャールズ・ファーレル氏を始めチャールズ・ヘーイニー・コンクリン氏、バット・ハーディガン氏等が助演している。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:The Clash of the Wolves

ストーリー

山火事を逃げてきた多くの狼群が牧場を荒らすので牧童たちは懸命に狼を殺し回った。ロボーという狼は中でも獰猛で懸賞金付きで牧童たちに狙われていた。鉄砂の鉱脈を探しているデイヴィッド・ウェストンは独り山中の小屋にいたが恋人のメイはコックと共に彼を訪ねて来て小屋の入り口で罠に足を踏み込んで苦しんでいるロボーを介抱してやった。ロボーは彼らになれ親しんで飼い犬のように彼らを慕った。ウェストンが示した鉄砂の原鉱は町の薬剤師ホートンの悪心をそそり、ホートンは密かにウェストンが発掘機を登録していないのを幸い先を越そうとして暴風中にウェストンと争い相手を倒した。主人の身を気遣ってきたロボーに救われた彼は手紙を認めてロボーに託した。ロボーは牧童たちの銃火を冒してメイの許に届けた。メイは牧童たちを加勢に頼んでホートンを追った。ロボーは抜け駆けして再び主人を殺そうとするホートンをかみ殺した。ウェストンとメイが結婚してからもロボーは忠実な侍者になり友となって暮らした。

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