ガンマンの対決

劇場公開日:

解説

「アパッチおよびモウハービ・インディアンによるオートマンの女たちのとらわれ」という題名の本にもなった実際の出来事にもとづき「ミズーリ大平原」のチャールズ・マーキス・ウォーレンがストーリーを書き、彼と「太平洋の地獄」のエリック・バーコビッチが脚色、「ベネチタ事件」のジェリー・ソープが製作・監督した西部劇。撮影は「勇者の町」のW・ウォーレス・ケリー、音楽は「スピードウェイ(1968)」のジェフ・アレクサンダー、美術監督はジョージ・W・デイヴィスとマービン・サマーフィールド、編集はアレックス・ビートンが担当した。出演は「多いなる砲火」のグレン・フォード、「アンツィオ大作戦」のアーサー・ケネディ、「ファイヤークリークの決斗」のディーン・ジャガーほか。

1968年製作/アメリカ
原題または英題:Day of the Evil Gun
配給:MGM
劇場公開日:1969年5月24日

ストーリー

1870年。人をあやめて東部へ走ったワーフィールド(グレン・フォード)は3年ぶりにアリゾナの家に帰ってきた。すると、妻のアンジーと2人の娘がアパッチに連れ去られたという。妻子を追ってワーフィールドのアパッチ追跡が始まった。そんな彼を1人の男がつけてくる。ワーフィールドの留守中に彼の妻アンジーを愛し、彼女と結婚するのだというフォーブス(アーサー・ケネディ)だ。ワーフィールドは、この男が邪魔だった。何とか振り切ろうとするが、彼は執ようについてくる。途中、突然アパッチに囲まれ、デオンというメキシコ人のキャンプに連れていかれた。隙をみてデレオンを制し、妻子の行方を聞き出した。それによるとチリカウア・アパッチという種族が彼女たちをつれて北に向かったという。ワーフィールドは、このメキシコ人に道案内させるつもりだったが、フォーブスが逃げようとする彼を射殺してしまった。またライバル同士の旅が始まった。オービドの町。ここは北軍兵士に変装した南軍脱走兵たちに占領されている。そしてある夜、アパッチが来襲した。アパッチは馬車を奪って引きあげた。また2人の追跡が始まる。ついにアパッチの幕営地をつきとめ、妻と2人の娘を救い出した。無事、故郷アリゾナに帰ったが、ワーフィールドとフォーブスの協力は終わった。あとはアンジーをめぐる争いがあるのみ。そしてある日、ワーフィールドが妻子のためにガンやガンベルトを売って着物を買っている時フォーブスが現れた。対決といきたいが、ワーフィールドは丸腰だ。だが、そんな彼をフォーブスが撃った。幸い軽傷ですんだが、その時、店の主人ウィルフォードの銃が火を吹いた。フォーブスは死んだ。傷ついた脚をひきずり、ワーフィールドが妻のもとへ急ぐ。

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