カルロ

解説

「駄法螺男爵」「乾杯の唄」のジミー・デューラントと「猫と堤琴」「宿命の窓」のチャールズ・バターウォースが主演する映画で、原作はジョージ・シートン、アーサー・ブロック、サミュエル・マークスが共同執筆し、「女性暴君」「快走艇」のラルフ・スペンスがフィリップ・ダンと共同脚色し、「サラリーマン」「豚子売り出す」のチャールズ・F・ライズナ--が監督し、「これぞ幸運」のジョゼフ・ヴァレンタインが撮影した。助演は「ブラウンの爆笑大勝利」のマクシーン・ドイル、「化石人間」のフロリン・マッキニー、新人フィル・リーガン、「コンチネンタル」のベティー・グレイブル、「蠢く天地」のモント・ブルー等で、バリトーン歌手ネルスン・エディーが特別出演。

1934年製作/アメリカ
原題または英題:Student Tour

ストーリー

米国バートレット大学端艇部は全米の覇権を握ったので悠々英国レスプリッジ大学との国際対抗争覇戦をやる事になり、選手応援団一同は遠征の日を楽しみに待ち兼ねていたが、選手全部が哲学の試験に落第したので遠征は立ち消えの姿となった。しかし哲学教授リビンコットの姪のアンの斡旋で同教授が英国遠征に同行し、船上で哲学講座を続け、再試験を行うと言う条件で校長に承認させた。端艇部主将ボビイは一行の人気者で特に女生徒達に騒がれたが、一夜甲板上で開かれた仮装舞踏会でピエレットに扮した道の女性に恋してしまった。ボビイがその女性の正体を知りたがっているのに乗じて不良女生徒のリリスが上手く彼にとりいり自分がピエレットであったと思い込ませて収まっていたがモンテカーロの夜会でピエレットの正体は以外にも日頃眼鏡をかけている野暮くさい女学生のアンだという事が判った。そしてパートレット大学対レスプリッヂ大学のボートレースは見事パートレット大学の勝利に帰したが、主将ボビイの喜びは、レースに勝ったことよりも本物のピエレットのアンと晴れて手を握り得たことであった。

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