海底の大宮殿

解説

太平洋岸のサンタ・クルーズ等で昨年の夏撮影されたロマンスで、水泳美人を数百人使用し、セネット喜劇で鍛えたフィリス・ヘイヴァーがふんだんに肉体美を発揮する。「メアリー・ゴー・ラウンド」で主役を演じたメアリー・フィルビンが主演し、その他「村の鍛冶屋」等出演のデイヴィッド・バトラーや、「スザンナ」等出演のレオン・バリー、新進のウィリアム・ボイド等が共演である。キャスリン・カーの原作を、「海神の娘」を監督したヘンリー・オットーが監督したもの。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:The Temple of Venus

ストーリー

アヴァロンという小さい島に貧しいディーンの家庭があった。姉娘のモリアが弟妹の母となっていたが、都から来た画家のスタンリー・デールは彼女と恋仲となった。スタンリーにはコンスタンス・レインという許婚があったが彼は浮薄なコンスタンスよりも純な島の乙女モリアを愛していた。モリアを想っているナット・ハーパーは、娘の心がスタンリーに傾いていることを知り、嫉妬に前後を忘れて彼を洞穴の中に縛し瀕死させようと試みたが、やがてその非を悟り、我が命を捨てて画家を救う。モリアはスタンリーと結婚することができたのであった。

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