海底の陰謀

解説

「扉の泉」「水を潜って」等の監督者たるアーヴィン・V・ウィラット氏が得意の海上物として監督したホドキンスン映画でジョセフ・リンカーン氏の同名の小説をL・V・ジェファースン氏が脚色した。主役はユ社連続等で知られたジャック・ペリン氏である。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:Partners of the Tide

ストーリー

或る姉妹の老嬢に貰われたブラッドリーは老嬢の宿望に反し隣人ベエカーの祖母の持船の世話で其船の運転士となっていたが、祖母の代理人ジェームズが保険金目的で故意に船を沈没させ様としたのに反対したので船長と共に免職され、2人は潜水業を始めた。船が沈没した時、2人は保険会社の依頼で沈没の原因を確かめる事となったが、船主たる悪人ジェームズ側からも潜水夫としてブラッドリーの少年時代からの敵対者サムが潜る事となった。彼等の悪計に陥ってブラッドリーは海中で危険に陥ったが、船長に助けられた。サムは更にブラッドリー達の船に行き火災を起こさしめ様としたが、ブラッドリーは船に漕ぎつけ2人共危険が迫った。折りから老船主の孫娘オーガスタが来てブラッドリーを助け、兼ねてから恋仲であった2人は老祖母の了解を得て幸福な生活に入る事が出来たのである。

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