開拓の道

解説

米国の通俗作家として我国にもその映画化された「沙漠颪(1926)」「敵を屠る時」「熱火の騎手」そのほかで有名なゼーン・グレイの原作で、ウィリアム・H・クリフォードの脚色、「熱情の国」などを監督したジャック・コンウェイが監督したもの。おなじみ深いキャスリン・ウィリアムス、ロバート・マッキム、マーゲリット・ド・ラ・モット、ジョセフ・J・ダウリングらが出演する。

1920年製作/アメリカ
原題または英題:The U. P. Trail

ストーリー

米国最初の大陸横断鉄道ユニオン・パシフィック線の建設に従事している技師ウォーレン・ニールはインド人の襲撃によって母を失った乙女アリー・リーを救い、娘を猟師の小屋に残してベントンの町へ行く。彼はここで酒場の女主人ビューティー・スタントンに恋されるが、彼の心はアリーを想っていた。アリーは継父なるデュレードに連れ去られ、ベントンにある彼の踊場へ来た。ニールは小屋へ帰って見て娘がいないのを発見して、危く命を失おうとしたがビューティーに助けられる。彼女は自分が恋を諦めて愛し合うアリーと彼とを一緒にすることが女として真に気高いことであると悟った。デュレード一味の悪人は天の配剤にたおされ、若き2人は幸福な生涯に入る。

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