愚かなる世
解説
ジェーン・グローガンの原作をルイズ・スティーヴンスが脚色し、フランク・ビールが監督した人情劇で、フォックス社の主役になったヴィヴィアン・リッチの第2回作品である。「人の價値」などに出演したフィロ・マッカローと、新顔のアーロン・エドワーズが相手である。
1920年製作/アメリカ
原題または英題:A World of Folly
ストーリー
実業家ラウール・ブレアーは事業に没頭して妻ヘレンを顧なかったのでヘレンは不満に耐えなかったが、遊蕩児のデューク・トレメインが彼女の心の空虚につけ込んで甘言を用いて近づいた時、彼女はその誘いの甘さに酔った。社会にこれが知れ渡った時、さすがのラウールも妻に対する信頼を失い、一時夫妻は別居することになるが、トレメインが受けるべき天の制裁でヘレンは夫の誤解をとくことを得て、夫妻の仲は覆水盆に返ることになる。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- フランク・ビール
- 脚本
- ルイス・スティーブンス
- 原作
- ジェーン・グローガン
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