俺が犯人だ!(1924)

解説

イワン・アブラムソン氏が原作及び監督をしたチャドウィック映画で、「霧の中の顔」「女性の敵」「歩み疲れて」等出演のライオネル・バリモア氏と「霧の中の顔」「神の恋せし女」等出演のシーナ・オウエン嬢とが主役で、その他「仮面の勇士」「恩愛のむち」等出演のガストン・グラス氏や、英国から来たフローラ・ル・ブレトン嬢等が相手をしている。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:I Am The Man

ストーリー

政治的に勢力を持っているジェームズ・マッケードは望むものを得なければ納まらぬ冷酷無残な男であった。彼はジュリア・カルヴァートという娘を恋したが、その恋を却けられたのを恨んで、彼女の父を陥れ、獄屋に送られる破目に臨ませて、父を赦させる事を条件としてジュリアを妻とした。ジュリアには地方検事ダニエル・ハーリンゴンという恋人があったが、父の為犠牲となって終わったのであった。ジェームズの弟ロバートは兄に劣らぬ野心家であったが、ジュリアを恋して拒まれたのを憤り兄に彼女が不貞であると詭訴したが、ジェームズは弟の卑劣を知って彼を射殺した。その罪はロバートを欺こうとしていた女優コリンヌにかかったが、公判の日、ジェームズはコリンヌが先妻の子である事を知って、人情を解さぬ彼の冷たい心にもあ肉親の娘に対する純真の愛が甦り、彼は告白書を認めて毒を仰いで死を遂げる。コリンヌは許されて、恋仲のビリー・グレイと結婚市、ジュリアもダニエルと結婚した。

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