踊り狂う人々

解説

ジェラルド・デュモオリエ氏とヴァイオラ・トリー女史との合作舞台劇「踊る人々」に基づきエドモンド・グールディング氏が脚色したものを「再生の男(1924)」「当世三人娘」等と同じくエメット・J・フリン氏が監督した。主役には「アイアン・ホース」「当世三人娘」等出演のマッジ・ベラミー嬢と「愛? 金?」「天界への挑戦」当出演のアルマー・ルウペンス嬢とが二人の女に扮するほかフリーマン・ウッドうじ、ウォルター・マッグレイルうじノーブル・ジョンソン氏等出演。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:The Dancers

ストーリー

母なき後ウナはメイン夫人の親切な世話を受けロンドン社交会でも名うての踊り手であった。ウナは踊りが好きだった。そうして彼女の踊り相手はエヴァンだった。二人はよく踊って夜更かしをした。地球の他の半球のアルゼンチンにトニーの酒場があった。人々はここでも踊り狂って射た。酒場の女王はマキシーンと呼び主人のトニーに懸想していた。しかしトニーは故郷ロンドンに想う女がいた。それはウナだった。幼馴染みのウナに大きくなったら夫婦になりませうと約束したのはもう遠い昔、それでもトニーは忘れなかった。しかしウナは毎夜エヴァンと踊っていた。思い余ったマキシーンは思いのたけをトニーに打明けた。しかし彼の心はウナを呼んでいた。父と兄とが死んだとの電報が来た。トニーは今や巨万の財産家だった。彼はウナを探せ、我がロンドン着の日にウナと結婚する手筈をせよと命じた。しかしウナはエヴァンと友達以上の交りをした後だった。メイン夫人に言含められ一旦は承知したがトニーに顔を合わせては嘘を続け得なかった。ウナは物語った。トニーは苦しんだ、しかし許した。ウナは許される果報を悟らず毒を仰いで死んだ。トニーは再びアルゼンチンに赴いた。マキシーンはトニーに忠実であった。やがて愛の花が咲いた。

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