乙女ごころ

解説

コスモポリタン誌に1921~1992年に連載されたエドウィン・バルマー氏の小説を、イーヴ・アンセル女史が脚色し、「恩愛のむち」「虚栄地獄」「毒の花園」等と同じくルイガスニエ氏が監督した作品で、主役は「シーバの女王」出演のベティー・ブライス嬢、「夜の馬鹿」「ノートルダムのせむし男(1923)」「我が恋せし乙女」等出演のパッシー・ルス・ミラー嬢、「武士道華かなし頃」「若きダイアナ」等出演のフォレスト・スタンレー氏、「正邪の岐路」「法に泣く女」「ダルシー」出演のジャク・マンホール氏「社交界の誘惑」等出演のマートルス・テッドマン嬢、及び近ごろ復活したルー・テリジェン氏である。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:The Breath of Scandal

ストーリー

中年の紳士チャールズ・ヘールはシビルという美しい女性の室で、彼女の前の夫ラッセルに狙撃された。傷は重くはなかったが、この事件のためにヘールとシビルとの関係が公にされようとした。ヘールの娘マージョリーは父の行を聞いて悲しんだが、母に知らせまいと健気な努力をした。ラッセルはヘールになおも復讐せんと計り、マージョリーを誘惑して、悪い風評を立てさせようとしたが、彼女はよくその誘惑に耐えて、父母の仲を融和させ、自分は恋人グレッグと幸福な生活に入る。批評ーよく組み立てられた社会劇で、よいスタートと劇的効果あるクライマックスを持ち、見事な役割によって良く演じられている。

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