奥様お耳拝借

解説

エドワード・T・ロウ・ジュニア氏が原作を書き氏自身ジャック・ワクナー氏と共同で脚色し、「快走百万哩」「鳴り響く命の警笛」と同じくアール・C・ケントン氏が監督したもので、主役は「陽気な巴里っ子」「快走百万哩」等出演のモント・ブルー氏と「特製鋼鉄人形」「裏表七人組」等出演のマリー・プレヴォー嬢で、「胡蝶春秋」等出演のハントリー・ゴードン氏フィリス・ヘイヴァー嬢、ジョン・パトリック氏等が共演している。

1926年製作/アメリカ
原題または英題:Other Women's Husbands

ストーリー

ディック・ランバートとジャック・ハーディングとは大学時代の同窓の友達で数年後再会して奮交を温めた。ディックは強いてジャックを説いて家で晩餐を食べさせるべく伴い帰った。妻のケイはそれが不服だったので夫に復讐するつもりでその晩は初対面のジャックと巫山戯ちらした。数日後ディックは大変はしゃいでジャックの弁護士事務所を訪れた。離婚訴訟専門のジャックはディックの妻が旅行中であることを直感してディックの為に夜会を開き金髪美人ロクサナをも招待した。それからディックは鳥渡した浮気心からロクサナを訪問したが、それが病み付きで彼は毎晩彼女に逢わぬと気が済まぬようになった。旅行先から帰宅したケイは夫が毎晩商用と称して外出するので不快を感じていた矢先ジャックに招待されたので早速出掛けた。ジャックは自分の情婦ロクサナと引き換えにケイを物にするつもりだった。ある晩ケイは夫の外套のポケットにダイアモンドの腕輪があるのを知って夫が今くれるか今くれるかと待ったが遂に夫は何一言もなく外出したのでケイは夫が他に女を持っていることを知った。ある夜ディックがロクサナと仮装舞踏会へ行くことを知ったケイは彼女と同じく紛争をして出掛けるとディックはケイをロクサナと思って口説いていた。ケイは怒ってジャックを代言人として虐待及び遺棄を理由として離婚訴訟を提起した。一方ディックはロクサナの下等さ乱暴さに愛想が尽きケイを欲しがった。離婚裁判廷に於いてケイはディックの失望落膽したくないと言い出した。かくて訴訟は取り下げられディックとケイとは改めて仲良しの夫婦となった。

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