FBIの敵 NO.1

劇場公開日:

解説

ノーマン・ジョリーの脚本を、ドン・メドフォードが監督したアクションもの。撮影はロバート・モレーノ、音楽はジョン・エリザルドが担当している。出演は、「野望の系列」のウォルター・ピジョン、「メキシコで死ね」のエフレム・ジンバリスト・ジュニア、「特攻大作戦」のテリー・サヴァラス、「キプロス脱出作戦」のスーザン・ストラスバーグ、セレステ・ホルム、フィリップ・アボットなど。

1967年製作/アメリカ
原題または英題:Cosa Nostra An Arch Enemy of The FBI
配給:ワーナー・ブラザース・セブン・アーツ
劇場公開日:1968年2月3日

ストーリー

1920年代のアメリカ。FBIきっての捜査官アースキン(エフレム・ジンバリスト・ジュニア)と若い部下ローズは、残忍卑劣な暗黒犯罪組織ラ・コサ・ノストラに対してたゆまぬ捜査活動を続けていた。この組織を牛耳っていたのはローランド(ウォルター・ピジョン)とクレメンティ(テリー・サヴァラス)だったが、2人の間には微妙な対立があった。折しも、ローランドは悪名高い高利貸しと組んでグレゴリーの経営する建設会社乗っ取りを企んでいた。FBIにとって唯一の証人・床屋の無惨な死体が発見されたのは、それからほどなくのことだった。事件に色めきたつ敏速アースキンの活動は、グレゴリー暗殺に動く殺し屋を逮捕し第2の犠牲者出現を未然に防いだかにみえた。だが、その暗殺計画の命令者がクレメンティだと白状させた時にはすでに遅かった。クレメンティの養子ポールによって肝腎のグレゴリーは悲惨な最期を遂げていたのだ。暴力行為に反対し、更生の道を選んだクレメンティがFBIに一切の告白を決意したのはこんな折りだった。しかし、ラ・コサ・ノストラの安泰を守るためローランドは、ボディガードをさし向けクレメンティを逃亡させ暗殺の機を伺っていた。クレメンティは、山中の隠れ家を通報されているとは夢にも知らなかった。一方、報賞金50000ドルを前取りした冷酷なポールは、彼を愛しているローランドの娘を道連れに養父母を追撃した。ポールの裏切り、愛娘の命の危険を気づかうローランドは追跡の陣頭に立った。ローランドとFBIが、銃をかまえてクレメンティと彼の妻フロー、それにクリスに迫るポールを発見したのはほとんど同時だった。たちまち。火を吐く銃撃戦で、ローランドが死にポールも倒れた。事件はすべて解決した。大任を果して見交わすアースキンとローズの顔は久しぶりに明るかった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く