海を渡る唄
劇場公開日:1947年11月
解説
「春の序曲」「クリスマスの休暇」のディアナ・タービンが主演する映画で、「ノートルダムのせむし男」のエドモンド・オブライエンと「我が道を往く」のバリー・フィッツジェラルドが共演する。原作は「アメリカ交響楽」のソニア・レヴィーンが書き下ろし、これをボリス・イングスターとレオ・タウンゼンドが改作、フランク・ライヤンとジョン・ジャコビー協力脚色し、ブルース・マニングが監督した。助演はアーサー・トリーチャー、ハリー・ダヴェンポート、グラント・ミッチェル等で、撮影は「春の序曲」のウディ・ブレデルの担当である。
1943年製作/アメリカ
原題または英題:The Amazing Mrs. Holiday
劇場公開日:1947年11月
ストーリー
アメリカ人の年若い教師ルース・カークは中国で教育事業にたずさわっていたが、 学校が空襲で破壊されてしまった。孤児となった五人の中国人孤児を連れて、ルースは途方にくれていた。船中、サンフランシスコの大富豪ホリデイ老人はルースのやさしい心根がいたく気に入ったが、太平洋上で魚雷をくらって船が沈没してしまい、ホリデイ老人は行方不明になってしまう。ルースは給仕頭テイセシーと共に孤児たちを無事救出し、命からがらサンフランシスコに上陸し、ホリデイの大邸宅を訪れる。アィモシーはルースをホリデイ夫人であると紹介した。船上で結婚したというのである。ルースは驚き、また困っただ、ホリデイ老人の孫トムは一同を快く迎えてくれた。こうして一同は幸福であったが、遭難したと思われたホリデイ老人が突然帰ってきた。老人は事情を聞くと、怒りもぜず年の違うルースと結婚しようとする。しかしトムとルースが愛し合っているのを知ると、若い者たちの幸福をとりもってやった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ブルース・マニング
- 脚本
- ボリス・イングスター
- レオ・タウンゼント
- 脚色
- フランク・ライヤン
- ジョン・ジャコビー
- 原作
- ソーニャ・レビアン
- 製作
- ブルース・マニング
- 撮影
- ウディ・ブレデル
- 音楽監督
- チャールズ・プレビン
- 作曲
- フランク・スキナー
- ハンス・J・サルター
受賞歴
第16回 アカデミー賞(1944年)
ノミネート
作曲賞(ドラマ/コメディ) | フランク・スキナー ハンス・J・サルター |
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