浮名を立てたリスル嬢
解説
ベイリー・レイノルズ夫人の原作をジェームズ・ヤング氏が監督したもので、性格俳優として認められているキャサリン・マクドナルド嬢が、「一転機」と同じくニーゲル・バリー氏を対手として完成した社界劇である。「始めが冗長なので幾分興味を殺ぐが、後半に至って筋も緊張してなかなか面白くなる」とニュース誌は評している。
1920年製作/アメリカ
原題または英題:The Notorious Miss Lisle
ストーリー
あらぬ浮名を立てられたギーナーは、その苦しみを忘れんためブリタニー海岸へ行って、富める旅行家ピーター・ガースティンと知り合いになり、2人は相愛した結果結婚する。ギーナーは結婚する前に立てられた浮名の真相を夫に語らなかったので、後になってこれを知ったピーターは痛く憤った。深くも夫を愛する彼女は、手紙の届く宛名を残して、イングランドへ帰ってしまう。その後ピーターは真相を知り、傷ついて病院に横たわる妻の許へ来てすべてを許し、理解し合った2人は改めて新生涯に入る。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェームズ・ヤング
- 原作
- ミセス・ベイリー・レイノルズ
- 製作
- キャサリン・マクドナルド
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