インディアン峠の死斗

劇場公開日:

解説

メキシコを舞台に、捕らわれた殺人犯と保安官の争いを描いた異色西部劇。ラジオ・ドラマの映画化。原作者アントニー・エリスの脚本を、若手のアレン・H・マイナーが監督した。撮影はジョセフ・バイロック、音楽はフランク・デヴォール。出演は「テキサスの暴れ者」のアンソニー・クイン、ウィリアム・コンラッド(製作者自身)のほか、リタ・ミランら。

1957年製作/アメリカ
原題または英題:The Ride Back!
配給:日本ユナイテッド・アーチスツ
劇場公開日:1960年12月1日

ストーリー

テキサス荒原の小さな町スコッツヴィル――2人の刺客に追われるボブ・カレン(アンソニー・クイン)は、逆に2人を殺してメキシコへ逃れた。保安官ハミッシュ(ウィリアム・コンラッド)も彼の後を追って国境を越えた。ボブはサレルノの町で情熱的なメキシコ女エレナ(リタ・ミラン)と同棲していた。彼女は温かい心の持ち主だった。ハミッシュはやっとのことでボブを逮捕した。しかし、腕力に優れる彼を連行することは難事だった。今までに仕事の上で失敗を重ねてきたハミッシュにとって、何としても今度の仕事を成しとげたかった。行程の半ばを過ぎた時、2人はアパッチ族に襲われた。何とか撃退して、草原の一軒家にたどり着いた。住民はアパッチに惨殺され、水も食糧もなかった。執拗に2人を追うアパッチは、彼らの馬を1頭奪った。そこで2人の前に1人の少女が現れた。彼女は惨殺された一家の生き残りで、恐怖のあまり、感情を失っていた。3人がスコッツヴィルを4、5マイルに望む時、またまたアパッチに狙撃された。ハミッシュは重傷をうけ、ボブが拳銃を取ってアパッチを撃退した。ボブは手錠をはずし、少女に彼の世話をやらせて立ち去った。――ハミッシュはまた失敗した。2人のそばに人影が近づいた。ボブだった。彼は自分の正しい裁判を受けるため、ハミッシュを救おうと考えなおしたのだ。

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