家治まりぬ

解説

「ミッド・チャンネル」「夫の真相」などの原著者なる英国の戯曲家アーサー・ウィング・ピネロ卿の舞台劇から、ヒュー・フォードが脚色および監督した映画で、主役は最近「強者の暴力」「疑問の女」などに出演したエルシー・ファーガスンである。ヴァーノン・スティールとホームズ・E・ハーバートとが相手である。

1920年製作/アメリカ
原題または英題:His House In Order

ストーリー

ニナ・グレアムは家庭教師を勤めるジェッスン家の主人が妻を失って孤独の感に耐えない時、望まれるままに彼の後妻となった。しかしその家の人々はことごとに彼女を先妻と比較しては、先妻の美点を挙げて彼女に辛くあたるのであった。こうして段々夫の愛すらも薄くなっていった時、人々が信じていた先妻が実は不貞の女で、子供も不義の子であることが判明し、始めてニナの貞淑が信じられ、幸福な家庭の主婦となることができた。

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