荒療治一手引受

解説

H・C・ウィットワー氏作の雑誌小説を映画化したもので、アル・ボースバーグ氏が脚色し、ジャック・マッケオウン氏が監督した。主役は「ボー・ジェスト(1927)」「ジョニー大勝利」等出演のメアリー・ブライアン嬢と軽量拳闘選手ダニー・オシア氏で、アル・クック氏、キット・ガード氏、フランキー・ダーロ君、ジョン・ステップリング氏等が助演している。

1927年製作/アメリカ
原題または英題:Her Father Said No

ストーリー

売り出しの軽量拳闘選手ダニー・マーティンはある朝戸外運動に出た折りに、自動車事故のために困惑しているシャーロット・ハミルトンという可愛らしい令嬢を助けてやり、お互いに恋し合う仲となった。しかしシャーロットは彼が拳闘家であることを知らなかった。マーティンは試合に勝ったが、悪心ある審判者のために勝ちにはされなかった。このことがあってから彼はハミルトン家の園遊会に招待された。ところがシャーロットの父親ジョンは拳闘商売を蛇蝎の如く忌み嫌っているのでダニーは忽ち逐出しを喰らった。ダニーは拳闘よりもシャーロットが題字だったので遂に拳闘選手たることを廃め、肥満しすぎた不健康な金満家連を顧客とする「健康快復療治所」を開業した。健康を害しているジョン・ハミルトンは養子ペンロッドとともに療治所の経営者がダニーとは知らずにやってきた。そして規則によって療治は最後まで受けるという契約書を取り交わした。そして2人が荒療治を施されてヘトヘトになっている間に、ダニーとシャーロットの仲は以前にもまして濃やかなものになった。ジョンは荒療治に堪えかねて支配人に面会を求めたが、ダニーは多忙と称して会わなかった。ところが遂にジョンは娘とダニーとのラヴ・シーンを目撃した。そして彼はシャーロットとダニーとの結婚を許したものである。

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