危ない瞬間
解説
ダグラス・ドーティー氏原作の人情劇を、新進のマーセル・ド・サノ氏が監督したもので、主役は「金色の夢」「妖婦か処女か」等出演のカーメル・マイアース嬢、対手は「ルスの冒険」等出演のハーバート・ヘイス氏である。ニュース誌は「清い心地よい形式によって示されたロマンスで、スターの魅力ある演技は筋の貧弱な部分を補って愉快な印象を与えている」と評している。
1921年製作/アメリカ
原題または英題:The Dangerous Moment
ストーリー
ニューヨークの美術家街グリニッジ・ヴィレッジにある「ブラック・ビートル」料理店にシルヴィア・パルプリニという乙女が給仕女に雇われていた。女主人の息子タッソスが彼女に暴行を加えようとした際、彼女は椅子で彼を打倒して逃れ、美術家ジョージ・デューレイの家へ隠まわれた。タッソスは死骸となって発見され、シルヴィアは犯人として捕らえられるが、真犯人が自白によって彼女の無罪は証され、許婚マージョリーに背かれたデューレイと恋仲となる。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- マーセル・ド・サノ
- 脚色
- ウィリアム・クリフトン
- 原作
- ダグラス・ドティ
- 撮影
- バート・グレノン
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